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平均評点
70.6点(104人)
観たひと
162
観たいひと
12
レビューの数
11
2002年のソルトレイクシティ冬季オリンピックに出場したカーリング女子日本代表チームの実話を基に、4人の女子高校生たちの奮闘を描いた青春ドラマ。監督は「プレイ the pray」の佐藤祐市。脚色は『水曜プレミア/日本のこわい話』の大野敏哉。撮影を「ブース」の川村明弘が担当している。主演は、「TAKI183」の加藤ローサと映画初出演の藤井美菜、「サイレン FROBIDDEN SIREN」の高橋真唯、「フライ,ダディ,フライ FLY, DADDY, FLY」の星井七瀬、「ハウルの動く城」の大泉洋。
北海道・常呂町。地元の高校に通う3年生の和子(加藤ローサ)は、夢中になれることのない退屈な毎日を送っていた。そんなある日、長野冬季オリンピックのカーリング代表選手であり、町の英雄でもある憧れの真人(田中圭)にカーリング経験者だと勘違いされた彼女は、勧められるままチームを作ることになる。メンバーは、親友の史江と牧場の娘・菜摘、唯一の経験者である美希。そして、コーチとしてやって来たのは、真人ではなく、漁協の作業着姿もむさ苦しい平太(大泉洋)と言うオッサンだった。それでも、“シムソンズ”と言うチーム名も決まり、練習を始める和子たち。だが、美希を除いて全くのド素人ばかり。数日後、無謀にも選手権大会に出場したシムソンズは、果たして、1点も取れず惨敗を喫したのであった。そもそもやる気のなかったカーリング。でも、なんだか悔しい。そこで、和子は「勝たなくてもいい、せめて1点は取ろう!」と、再度、平太にコーチを依頼。活動資金を調達し、猛練習を開始する。ところが、やっと1点取れた試合で美希の反則が発覚。チームは、解散の危機に追い込まれてしまうのであった。しかし、和子の必死の説得により再び集結したシムソンズは、更なる練習を重ね、遂に”第18回北海道女子カーリング大会“で決勝戦に進出。宿敵“ファルコンズ”に敗れはしたが、その勇姿を多くの観客に称えられた。それから数年後、ソルトレイクシティ冬季オリンピックのカーリング会場に、日本代表チームとして、シムソンズの4人の姿があった……。
日本映画紹介/外国映画紹介:Simons シムソンズ
劇場公開映画批評:シムソンズ
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