戦乱の世、母を失い孤児となった少女・あずみ。戦を起こそうとする輩を事前に殲滅するための刺客を養成するよう徳川家康の側近・天海の密命を受けた月斎の下、剣の達人へと成長した彼女と9人の仲間に、ある日、旧豊臣恩顧の有力大名・浅野長政、加藤清正、真田昌幸の暗殺使命が下った。そして、月斎から与えられた「刺客として非情な心を植え付けるため、仲間と殺し合え」という最後の試練を乗り越えた、うきは、ひゅうが、あまぎ、ながらと共に外界へと旅立ったあずみは、首尾良く長政暗殺に成功。だが、次なる標的・清正襲撃に失敗した彼らに、清正の側近・勘兵衛が次々と攻撃を仕掛けてきた。そんな中、友と殺し合い、憎くもない敵を斬り、罪もない人たちを見殺しにしなければならない自らの過酷な宿命に疑問を抱いたことで月斎に見放されたあずみは、旅の途中で知り合った旅芸人のやえと行動を共にするが、やがて刺客としての血を目覚めさせると、清正の潜伏する蒲生へと乗り込んで行くのだった。月斎を人質に待ち受ける、狂気の剣士・最上美女丸との壮絶な戦い。美女丸を倒し、清正暗殺に成功したあずみは、生き残ったながらとふたり、真田昌幸暗殺へと向かうのだった…。