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海炭市叙景

  • かいたんしじょけい
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  • 平均評点

    74.5点(207人)

  • 観たひと

    327

  • 観たいひと

    53

  • レビューの数

    43

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/12/18
上映時間 152分
製作会社 「海炭市叙景」製作実行委員会(アイリス=スクラムトライ=日本スカイウェイ)(制作プロダクション ウィルコ)
配給 スローラーナー=シネマアイリス(配給協力 シネマ・シンジケート)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督熊切和嘉 
脚本宇治田隆史 
原作佐藤泰志:(小学館文庫刊)
企画菅原和博 
製作菅原和博 
前田紘孝 
張江肇 
プロデューサー越川道夫 
星野秀樹 
撮影近藤龍人 
美術山本直輝 
音楽ジム・オルーク 
録音吉田憲義 
照明藤井勇 
編集堀善介 
スタイリスト小里幸子 
ライン・プロデューサー野村邦彦 
助監督野尻克己 

キャスト

出演谷村美月「まだ若い廃墟」井川帆波
竹原ピストル「まだ若い廃墟」井川颯太
加瀬亮「裂けた爪」牛島晴夫
三浦誠己「裸足」萩谷博
山中崇「ネコを抱いた婆さん」工藤まこと
南果歩「黒い森」比嘉春代
小林薫「黒い森」比嘉隆三
大森立嗣 
あがた森魚 
伊藤裕子 
村上淳 
中里あき「ネコを抱いた婆さん」トキ
東野智美「裂けた爪」牛島勝子
小山燿「裂けた爪」牛島アキラ
西堀滋樹「裸足」萩谷達一郎
黒沼弘巳 
森谷文子 

解説

函館出身の作家、佐藤泰志の小説を「ノン子36歳(家事手伝い)」の熊切和嘉監督が映画化。地方都市、海炭市で暮らす様々な人間模様を描いた短編集から5つの作品を元に構成。海炭市のモデルであり、佐藤の出身地でもある函館市民の企画・協力によって製作された。出演は「ボックス!」の谷村美月、「アウトレイジ」の加瀬亮。

あらすじ

その冬、海炭市では造船所が一部閉鎖され、大規模なリストラが行われた。颯太(竹原ピストル)も職を失った1人。大晦日の夜、妹の帆波(谷村美月)と2人で寂しく年越しそばを食べて年を越す。小銭を集めて初日の出を見るために山に登ることを思い立つ2人。しかし、2人で帰りのロープウェイに乗るお金はなく、颯太は歩いて山を下りることに……。70歳になるトキ(中里あき)は、道路沿いの古い家に住んでいた。地域開発のため、周辺の家は次々と引っ越し、残るのはトキの家1軒だけ。市役所に勤めるまこと(山中崇)が立退きの説得に来るが、トキは断固拒否を貫く。そんなある日、飼い猫のグレが姿を消してしまう……。比嘉隆三(小林薫)は、プラネタリウムで働く49歳。帰宅すると妻の春代(南果歩)が派手な服装で店の仕事に出かけて行く。中学生の息子は全く口をきかず、ひとり寂しく夕飯をとる隆三。ある日、春代が朝まで帰らず、腹を立てた隆三は妻を問いただすが、それは互いの距離を一層遠ざける。ある晩、隆三は仕事を辞めさせようと、春代の店に車を走らせるが……。父親からガス屋を継いだ晴夫(加瀬亮)は、事業がうまくいかず、苛立ちを募らせていた。再婚した妻の勝子(東野智美)は晴夫の不倫に気づき、嫉妬心から晴夫の連れ子、アキラ(小山燿)を虐待する。ある日、晴夫が帰宅すると、アキラの顔には殴られたようなアザが……。長年、路面電車の運転手を務める達一郎(西堀滋樹)は、仕事中に息子の博(三浦誠己)を見かける。東京で働く博は仕事で地元に帰っていたが、父親とは会わずにいた。翌年、お墓参りで一緒になった達一郎と博は、バスに揺られて数年ぶりの短い会話を交わす……。人々の間を路面電車は走り、その上に雪が降り積もる。誰もが失ったものの大きさを感じながら、後悔したり、涙したり……それでも生きている。海炭市で起きたその冬の出来事は、私たちの物語なのかもしれない。

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