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百万円と苦虫女

  • ひゃくまんえんとにがむしおんな
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  • 平均評点

    74.9点(716人)

  • 観たひと

    1313

  • 観たいひと

    80

  • レビューの数

    84

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2008
公開年月日 2008/7/19
上映時間 121分
製作会社 「百万円と苦虫女」製作委員会(日活=ポニーキャニオン=イトーカンパニー=WOWOW=電通=幻冬舎=エキスプレス)
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督タナダユキ 
脚本タナダユキ 
企画前田浩子 
プロデューサー前田浩子 
木幡久美 
田中正 
撮影安田圭 
美術古積弘二 
音楽櫻井映子 
平野航 
音楽プロデューサー緑川徹 
主題歌原田郁子 
録音白取貢 
照明石田健司 
編集宮島竜治 
菊井貴繁 
スタイリスト申谷弘美 
ヘアメイク竹下フミ 
キャスティング前田浩子 
アソシエイトプロデューサー中村聡 
ラインプロデューサー森井輝 
助監督塩崎遵 
スクリプター/記録沖弘美 
製作担当阿部豪 

キャスト

出演蒼井優 佐藤鈴子
森山未來 中島亮平
ピエール瀧 藤井春夫
竹財輝之助 ユウキ
齋藤隆成 佐藤拓也
笹野高史 喫茶店ホワイトの店主・白石
嶋田久作 
モロ師岡 
石田太郎 
キムラ緑子 
矢島健一 
斎藤歩 
堀部圭亮 
平岩紙 
江口のりこ 
悠城早矢 
弓削智久 
佐々木すみ江 藤井絹

解説

「赤い文化住宅の初子」などの女性映画で知られるタナダユキ監督が、「フラガール」の蒼井優を主演に迎えて製作したロードムービー。アルバイトでお金を稼ぎ、100万円貯まるごとに転居を繰り返しつつ、自分の生き方を見つけ出していく20代女性の姿を描く。蒼井優が、不器用ながら一歩一歩成長していく主人公・鈴子を好演。

あらすじ

短大を卒業後、就職に失敗した21歳の佐藤鈴子(蒼井優)。仕方なくウェイトレスのアルバイトを続けていた彼女は、友人からルームシェアを持ちかけられる。話に乗ったものの、事件に巻き込まれて警察の厄介に。家族の非難を受けた鈴子は“百万円貯まったら出て行きます!”と宣言。新聞配達にビル清掃、苦情受付係などを掛け持ちして働く。やがて百万円の貯金を達成して家を出た鈴子は、海辺の街に辿り着く。アルバイトを始めた海の家ではかき氷の腕を褒められ、ユウキ(竹財輝之助)というサーファーの青年に何かと声を掛けられる。だが、貯金が百万円になると次の土地を目指して出て行く。山間の村へ辿り着いた鈴子。喫茶店店主(笹野高史)が彼女に桃畑農家の住み込みのバイトを世話してくれる。デリカシーはないが優しい春夫(ピエール瀧)と、その母親の温かい老婆(佐々木すみ江)との田舎暮らし。楽しい日々だったが、村おこしのための“桃娘”役を断ったことで、村にいづらくなる。次に訪れたのは、東京から特急電車で1時間ほどの地方都市。ホームセンターでアルバイトを始めた鈴子は、先輩店員の中島亮平(森山未來)にお茶に誘われる。彼を信頼し、刑事告訴されたこと、百万円貯めては転々としていることなどを明かす。そんな彼女に中島は“好きです”と告白、2人の幸せな日々が始まる。だが、中島は鈴子の貯金が百万円に近づくと、金の無心をするようになる。中島に別れを告げた夜、いじめられっ子だった弟の拓也から手紙が届く。そこには、いじめっ子に反撃したことなどが書かれていた。拓也の言葉に感きわまった鈴子は、ひとしきり泣いてから、今までの自分を振り返り、これからの決意を綴る。次の街へ行くために駅へと向かう鈴子。そのあとを中島が自転車で追いかけていることは知らない。駅へ続く階段を登った鈴子は、今まで過ごした街を振り返り、改札に向かって力強く歩き始める。

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