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スープ・オペラ

  • すーぷおぺら
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  • 平均評点

    62.8点(75人)

  • 観たひと

    137

  • 観たいひと

    20

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/10/2
上映時間 119分
製作会社 スープの会(制作協力 シネムーブ)
配給 プレノンアッシュ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督瀧本智行 
脚本青木研次 
原作阿川佐和子 
エグゼクティブプロデューサー井上和子 
久松猛朗 
企画篠原弘子 
城戸俊治 
製作篠原弘子 
城戸俊治 
プロデューサー臼井正明 
撮影柴主高秀 
美術若松孝市 
音楽稲本響 
録音藤丸和徳 
整音瀬川徹夫 
編集高橋信之 
衣装宮本まさ江 
キャスティング空閑由美子 
製作担当澤井克一 
助監督山本亮 
スクリプター山下千鶴 

キャスト

出演坂井真紀 ルイ
西島隆弘 康介
加賀まりこ トバちゃん
平泉成 井上豪
萩原聖人 水谷医師
鈴木砂羽 奈々子
田山涼成 吾妻屋主人
余貴美子 田中泰子
塩見三省 図書館長
草村礼子 桂木夫人
嶋田久作 倉木編集長
菅原大吉 石橋教授
品川徹 バス発車係
田村三郎 大谷教授
森下能幸 笹島
入江若葉 笹島の母
藤竜也 トニー
北村海歩 ルイ(5才)
コミアーナ鈴木 クリスチーナ

解説

阿川佐和子の同名小説を「ノン子36歳 (家事手伝い)」の坂井真紀主演で映画化。謎の中年男、年下の青年と奇妙な同居生活を送ることになった30代独身女性の日常をユーモラスに綴る。共演は「愛のむきだし」で数々の映画賞を受賞した西島隆弘、「愛のコリーダ」の藤竜也。随所に登場する見事な料理や食器の数々も見どころ。

あらすじ

古びた一軒家に暮らす30代独身女性のルイ(坂井真紀)と叔母のトバちゃん(加賀まりこ)。トバちゃんは生まれてすぐに母親を亡くしたルイの母親代わり。今日も夕食の支度を始めると鶏がらスープのいい匂いが漂ってくる。だがある日、トバちゃんが還暦を前に恋に落ちて、突然家を出て行ってしまう。独りになったルイの前に現れたのは、見知らぬ中年男。田中十二夫(藤竜也)、トニーと名乗るその男は、勝手に庭でキャンバスを広げて絵を描いていた。ルイに追い返されても、数日後には再び現れた。その一方で、出版社勤務の親友、奈々子(鈴木砂羽)に誘われ、人気作家、井上豪とのディナーに同席することになるルイ。そこで出会ったのが康介(西島隆弘)。康介に送られて帰宅したルイは、庭から出てきたトニーと出くわす。翌日。ルイが仕事から戻ると、なぜかトニーと康介が仲良く夕飯の準備。鶏がらスープのおいしさに感激した康介が思わず“ここ住んでみたい”と口にすると、“住もうよ”とトニー。こうして3人の共同生活が始まる。ところが、ルイに見合い話が持ち込まれたり、離婚の危機を迎えていたトニーの妻(余貴美子)が訪ねてきたと思ったら、康介が仕事をクビになって帰ってきたりと、てんやわんや。そして、肉屋で働き始めた康介が商店街の人気者になった頃、トバちゃんが北海道から帰ってくることに。そっと出ていくトニー。2人きりで気まずくなったルイは康介と居酒屋に出かけるが、康介から“好きだ”と告白されてしまう。余計に気まずくなった康介が出て行ったところに、ひょっこり帰ってくるトニー。ある朝、ルイはトニーに亡くなった母の話をする。だがそれは、何かを知りたいということではなかった。大切な人たちのぬくもりを感じること。一緒にいた時間や距離に関係なく、大切な人たちはいる。ルイには、小さな頃から元気の素だった鶏がらスープもある。彼女の顔には、柔らかな光が浮かんでいた。

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