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禅 ZEN

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  • 平均評点

    65.6点(86人)

  • 観たひと

    130

  • 観たいひと

    14

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2008
公開年月日 2009/1/10
上映時間 127分
製作会社 「禅 ZEN」製作委員会
配給 角川映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督高橋伴明 
脚本高橋伴明 
原作大谷哲夫 
製作総指揮大谷哲夫 
撮影水口智之 
美術丸尾知行 
音楽宇崎竜童 
中西長谷雄 
録音福田伸 
音響効果福島行朗 
照明奥村誠 
編集菊池純一 
スチール飯田裕子 
題字/タイトル赤松陽構造 

キャスト

出演中村勘太郎 道元
内田有紀 おりん
テイ龍進 寂円
テイ龍進 源公暁
高良健吾 俊了
安居剣一郎 義介
村上淳 懐奘
勝村政信 波多野義重
鄭天庸 如浄
西村雅彦 浙翁
菅田俊 公仁
哀川翔 松蔵
笹野高史 老僧
高橋惠子 伊子
友情出演藤原竜也 北条時頼

解説

日本曹洞宗の開祖・道元の生涯を初めて映画化。鎌倉時代、道元は入宋し仏法を学ぶ。帰国後は比叡山からの圧力に抗いながら、禅の教えを広めた。原作は大谷哲夫の「永平の風 道元の生涯」。監督は「丘を越えて」の高橋伴明。出演は、「ターン」の中村勘太郎、「クワイエットルームへようこそ」の内田有紀、「デスノート」の藤原竜也。

あらすじ

道元は8歳で母・伊子(高橋惠子)を亡くす。それから16年後、24歳の道元(中村勘太郎)は仏道の正師を求め宋へ渡るが、この国でも仏教は腐敗していた。失意の彼の前に、青年僧・寂円(テイ龍進)が現れる。寂円の案内で、道元は入宋したときに錫を止めた天竜山に帰る。そこで住職・如浄禅師と出会い、如浄の元で修行を積む。そしてある夏の夜明け、道元は悟りを得る。道元は帰国し、建仁寺に身を寄せ『普勧坐禅儀』の執筆を始める。腐敗した僧たちからは孤立するが、俊了(高良健吾)、懐奘(村上淳)、宋からやってきた寂円など、道元に共感する者も集まってくる。しかし宗派を否定する道元の教えは、比叡山から邪教の烙印を押される。鎌倉幕府の六波羅探題・波多野義重(勝村政信)は、叡山の僧兵・公仁(菅田俊)らに圧迫される道元を救い、洛外深草の安養院に移らせる。遊女・おりん(内田有紀)は怠惰な夫の松蔵(哀川翔)と乳飲み子を抱え、希望のない日々を過ごしていた。しかし道元と出会い、心の変化を感じる。さらに乳飲み子を失い自暴自棄になるが、道元の教えに救われる。深草に建てた興聖寺が僧兵によって襲撃される。道元は義重の勧めで越前志此庄に移り、大仏寺(のちの永平寺)を建てる。そこで、おりんが道元の門下に入る。義重が永平寺を訪れ、時の執権・北条時頼(藤原竜也)が毎夜怨霊に苦しめられているので救ってほしいと訴える。道元は寂円と共に鎌倉へ行き、時頼に只管打坐を教える。雪深い冬の永平寺で、道元は54年の生涯を終える。

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2009年1月下旬号

特集「禅」:高橋伴明インタビュー