男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

逃亡くそたわけ 21才の夏

  • とうぼうくそたわけにじゅういっさいのなつ
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    66.6点(15人)

  • 観たひと

    27

  • 観たいひと

    13

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2007
公開年月日 2007/10/20
上映時間 99分
製作会社 シネハウス
配給 シネハウス
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督本橋圭太 
脚本外間伸子 
脚本監修佐伯俊道 
原作絲山秋子 
製作牧義寛 
プロデュース坂下哲也 

キャスト

出演美波 花ちゃん
吉沢悠 なごやん
木下ほうか 黒いスーツの男
吉野公佳 眼帯の女
我修院達也 軍服姿の男
ベルナール・アッカ 
榊英雄 カーボーイハット男
高良健吾 
中島浩二 ヤクザ風の男
ばってん城次 
つぶやきシロー 入院患者
ガッツ石松 海坊主
田中麗奈 派手な女
大杉漣 ライオン先生

解説

精神病院から逃亡し様々な土地を車で旅をしながら葛藤と共に人々や社会との関わり合いなどを通じて、何かを感じ取っていくロードムービー。原作は『沖で待つ』で芥川賞を受賞した絲山秋子の同名小説。出演は「さくらん」の美波。共演に、『星に願いを。』の吉沢悠ほか。監督はTVドラマ『ブスの瞳に恋してる』の本橋圭太。

あらすじ

大学生の花ちゃん(美波)は、自殺未遂をはかり福岡タワーに近い精神病院(=プリズン)に入院させられていた。「亜麻布二十エレは上衣一着に値する」…低い男の声…意味はわからない。だけどこの幻聴が聞こえると調子が悪くなるのだ。いてもたってもいられなくなり逃亡を企てる。道連れとなるのは、鬱で入院中の標準語しか話さない名古屋人、なごやん(吉沢悠)。後先考えず脱走してしまう二人。なごやんの愛車ルーチェに乗り、博多から鹿児島までの珍道中が始まる。旅を続けるうちになごやんは「俺、自分のものさしが全部おかしくなった気がするよ」と阿蘇を前にそう思う。そんな旅の中で、二人は共感したり、険悪になったり、紆余曲折はあるものの、ゆるりと癒されていく…。たどり着いた指宿(いぶすき)の知林ヶ島という砂州で地続きとなる島で、あり得ないはずのラベンダーの香りが一瞬漂う。その瞬間二人は何かを悟る。何てコトのない逃避行が、ここで一気に答えとなる。何をつかんだのか、明快な答えはない。だが、旅の持つ不思議な力が、二人の心に何かを伝えたのだった……。

関連するキネマ旬報の記事

2007年11月上旬特別号

キネ旬チョイス 「逃亡くそたわけ-21歳の夏」:本橋圭太[監督] インタビュー

キネ旬チョイス 「逃亡くそたわけ-21歳の夏」:作品評

2007年6月上旬号

HOT SHOTS:撮影現場ルポ「逃亡くそたわけ」