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虹の橋

  • にじのはし
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  • 平均評点

    71.8点(14人)

  • 観たひと

    23

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1993
公開年月日 1993/10/9
上映時間 115分
製作会社 小川企画作品(製作協力*デスティニー)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督松山善三 
脚本松山善三 
原作澤田ふじ子 
製作総指揮吉田稔 
製作小川安三 
プロデューサー小滝祥平 
藤田義則 
撮影斎藤孝雄 
美術村木与四郎 
音楽甲斐正人 
録音橋本文雄 
照明佐野武治 
編集川島章正 
助監督森谷晁育 
スチール石月美徳 

キャスト

出演和久井映見 千代
渡部篤郎 宗吉
水野真紀 貴和
大森嘉之 彌市
渋谷琴乃 きく
高嶋政伸 富士太
長塚京三 忠七
浅利香津代 さだ
川谷拓三 勘助
秋篠美帆 
村井国夫 九兵衛
佳那晃子 
乃生佳之 彦十
佐野史郎 信之助
平田満 磯七
山本學 式部
星由里子 伊勢
田中邦衛 庄兵衛
北大路欣也 長左衛門
池内淳子 糸栄

解説

江戸時代の京都を舞台に、同じ長屋に生まれ育ち、早くから奉公に出された子供たちが成長していく過程でぶつかる青春の戦いや親子の情愛を描くドラマ。澤田ふじ子の同名小説(中央公論社・刊)を原作に、「母(1988)」の松山善三が監督・脚本、「まあだだよ」の撮影・斎藤孝雄や美術・木村与四郎をはじめとする黒澤組スタッフを以て作られた。

あらすじ

江戸時代の京都。宗椿長屋に暮らす人々は一つの大きな家族のように協力しあって暮らしていた。子供たちは一〇歳にもなると職を求めて世間に旅立つ。妻を失くした提燈職人・九兵衛の家では千代ときくの兄である富士太が既に下駄職人の見習いをしており、今またうどん屋夫妻・勘助と粂の子供、彌市が染め物屋へ、その妹あきは漬物屋へ、また傘張り職人の忠七・さだ夫婦のひとり息子の宗吉が宮大工になるべく長左衛門のもとへと奉公に出ていった。七年後、大事件が起こる。後妻・琴を迎えた九兵衛が、娘たちを遊郭へ売ると言い出し、怒りのあまり富士太が父と義母を殺してしまったのだ。奉行所同心・庄兵衛の好意や長屋全員の嘆願も空しく富士太は処刑となり、千代ときくは錦小路の魚屋のおかみ・糸栄のもとに引き取られた。今度は扇絵師夫妻・式部と伊勢の娘の貴和が貧困のあまり島原へ売られてしまう。宗吉は彌市らと手を組み、貴和を救い出そうとするが、そのためには三十両もの大金が必要だ。それを工面したのは千代だった。だがその金は、糸栄の息子・信之助のやくざな生活から改心して千代と所帯を持ちたいという願いに応じることで工面したもので、千代は、相愛の仲だった宗吉と一緒になることを断念しなければならなくなった。納得できない宗吉はもがくが、長左衛門は彼を諫める。昔の子供たちは、こうして成人になっていった。

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