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間諜(1964)

  • かんちょう
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  • 平均評点

    56.9点(16人)

  • 観たひと

    31

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/9/16
上映時間 104分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

出演内田良平 南新九郎
松方弘樹 松山征四郎
緒形拳 佐々木忠行
野川由美子 お千代
宗方奈美 おそで
楠侑子 おあき
田中邦衛 
三島雅夫 作爺
有馬宏治 藤兵衛
唐沢民賢 吉岡平之亟
菅貫太郎 望月主馬
有川正治 三田村軍十郎
兼田好三 郷田弥八郎
岩尾正隆 七兵衛
西田良明 喜助
津田健二 甚公
疋田圀男 源左衛門
脇中昭夫 政吉
国一太郎 田沼兵助
源八郎 甚左衛門
前川良三 与吉
鳳啓助 お遍路の夫
京唄子 お遍路の妻
丘路千 役人l
結城哲也 役人2
春日弘 役人3
春路謙作 お遍路引率者
大浦和子 おかみ
高橋漣 
山田光子 
矢奈木邦二郎 百姓一
有島竜司 百姓二
小田真司 百姓三
那須伸太朗 百姓四
西春彦 百姓五
平沢彰 藍番所役人
岡島艶子 老婆うた
市川裕二 松山の父
村居京之輔 南の父
浪花五郎 佐々木の父
五里兵太郎 人足権次
天津敏 波藤隼人

解説

長谷川公之と宮川一郎の原作を「人生劇場 新・飛車角」の沢島忠と中島貞夫、鳥居元宏が共同で脚色、沢島忠が監督した時代劇。撮影は「大殺陣」の古谷伸。

あらすじ

徳川末期、阿波蜂須賀藩を中心に、倒幕の陰謀ありと探知した幕閣は、三人の間謀、南、佐々木、松山を四国へ送った。が、これを事前にキャッチした阿波藩隠密取締り役、三田村軍十郎を中心とする阿波間諜は、巧みな情報網を張り、秘密を守ろうとした。南らの第一の目標は、以前潜入したまま行方不明になった間諜吉岡をみつけ出すことだ。南は徳島城下にある賭場で、吉岡が藍工場に向ったまでの足どりを得た。佐々木が藍工場に忍び込んだが、捕えられ、拷問を受けた。一方勘定奉行波藤が指揮する地下工作は着々と行われ、阿波踊りの混雑を利用して武器弾薬を輸送し、さらに佐々木、吉岡を囮に幕府間諜一掃をもくろんだ。それを知ってか知らずか、血気にはやる松山は、佐々木救出を計った。待ちかまえていた鉄砲隊の銃が火を吹こうとした瞬間、南がかけつけ、群衆を利用して、鉄砲隊を錯乱させ、佐々木を救い出した。佐々木の報告によれば、阿波踊りの三日間こそ、三人に与えられた最後のチャンスなのだ。一刻の休息も許されない。南は御船蔵探策にあたり、佐々木と松山は再び藍工場に潜入した。この藍工場こそ、火薬倉なのだ。藍職人の中にもぐりこんだ佐々木は、火薬庫を爆破したが、自身も自爆して、果てた。また松山も船着場の軍船爆破に成功した。一方南は御船蔵に忍び入り、ひん死の百姓から、秘峰西ケ峰に大掛りな秘密工作場がある事を聞き出し、南とともに西ケ峰に向った。夜を待った南は、自分を囮に松山を敵陣に潜入させた。南は捕われ、拷問のすえ斬殺された。松山は、そのすきに火薬工場を爆破した。二人の先輩を失った松山の心は暗かった。が、そんな彼にまた次の任務が待っていた。

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