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時代屋の女房2

  • じだいやのにょうぼうつー
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  • 平均評点

    57.6点(26人)

  • 観たひと

    35

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1985
公開年月日 1985/4/27
上映時間 98分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督長尾啓司 
脚本長尾啓司 
鈴木敏夫 
原作村松友視 
製作升本喜年 
中川滋弘 
撮影羽方義昌 
美術芳野尹孝 
音楽松村禎三 
録音小林英男 
小尾幸魚 
照明佐久間丈彦 
編集松浦和也 
助監督川上裕通 
スチール金田正 

キャスト

出演古谷一行 安さん
名取裕子 真弓
加藤健一 谷村
杉浦直樹 サンライズ・マスター
美保純 ユキちゃん
大滝秀治 クリーニング店・今井さん
初井言栄 クリーニング店・奥さん
藤木悠 トン吉・オヤジ
藤田弓子 トン吉・おかみ
沢田和美 リンゴ
塩沢とき ギンギンのマダム
加賀まりこ 水沢薫
草野大悟 谷村の兄貴
信欣三 初老の占い師
石井章雄 美青年のボク

解説

東京・大井町にある骨董屋・時代屋の夫婦を中心に、この町に住む人々の人間模様を描く。脚本は「時代屋の女房」の長尾啓司と鈴木敏夫の共同執筆。監督はこれが第一回作品となる長尾啓司、撮影は「シングルガール」の羽方義昌がそれぞれ担当。

あらすじ

東京の大井町にある陸橋のすぐ下に“時代屋”という安物ばかりの骨董屋がある。この店の主人の名は安さんと言い、彼のところにふらりとやって来て居ついてしまったのが真弓という女だった。この奇妙な夫婦を近所仲間の喫茶店・サンライズのマスターや、クリーニング店主の今井さんとその年上の奥さん、飲み屋「とん吉」のオヤジとおかみたちがとりまいている。ある日、安さんの旧友の谷村が、15年ぶりにアメリカから帰国して“時代屋”に居候することになった。彼はニューヨークであまり売れない画家として生計をたてていたらしい。谷村の出現で、この町の人々の生活の歯車が狂ってきた。まず、サンライズのマスターの前に、別れた奥さんがよりを戻しに帰ってきた。更に、クリーニング屋の今井さんの奥さんが、幼なじみの易者に浮気心を持ってしまう。谷村はサンライズのユキちゃんをモデルにヌードを描き、次には真弓のヌードを描いた。「あたしヌードのモデルになったのよ」という真弓に、安さんは「何も聞かず、何も云わずが都会の流儀……」と答えるが、心中穏やかでない。彼と谷村は昔、リンゴという娘を奪い合った過去があり、それが谷村をアメリカへ旅立たせるきっかけとなっていた。谷村が安さんの勧めもあって、急に故郷の清水へ帰ると言いだした。安さんは、自分のライトバンで谷村を実家に送り届けるが、戻ってきた安さんを待っていたのは真弓の書き置きだった。やがて、真弓の親友という女性から手紙が来た。安さんは、その女性が住む群馬・伊香保温泉に向かったが、彼女から真弓の消息は聞けなかった。実は真弓はそこにいたのだが。東京に戻った安さんを谷村が待ち受けていた。彼はもう一度ニューヨークへ帰る決心をして、別れを告げに来たのだ。こうして谷村が去って行くと、人々の暮らしも元に戻った。そしてある日、真弓が安さんの前に帰ってきた。

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