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カポネ大いに泣く

  • かぽねおおいになく
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  • 平均評点

    61.2点(76人)

  • 観たひと

    135

  • 観たいひと

    11

  • レビューの数

    17

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1985
公開年月日 1985/2/16
上映時間 130分
製作会社 ケイエンタープライズ
配給 松竹=松竹富士
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督鈴木清順 
脚本大和屋竺 
木村威夫 
鈴木岬一 
原作梶山季之 
企画奥山和由 
製作櫻井五郎 
プロデューサー中村賢一 
撮影藤沢順一 
高田昭 
美術木村威夫 
丸山裕司 
音楽井上尭之 
録音福島信雅 
照明大西美津男 
編集鈴木晄 
助監督高橋正治 
スチール金田正 

キャスト

出演萩原健一 桃中軒海右衛門
田中裕子 蛸廼舎小染
柄本明 桃中軒牛右衛門
チャック・ウィルソン アル・カポネ
ランディ・レイス フランク・カポネ
ローリー・ベリス リリアン
樹木希林 立川仙枝
加藤治子 女房
牧伸二 立川団十郎
梅宮辰夫 堀久兵衛
峰岸徹 親分・吉田
平田満 乾分・寅吉
苅谷俊介 乾分・近藤
高倉美貴 水芸の男の女房
たこ八郎 乞食の親分
ベンガル 中国人
常田富士男 周頭取
阿藤海 銀行支配人
沢田研二 大沢鉄五郎

解説

禁酒法の時代にアメリカに渡った浪花節語りの男とその女の姿を描く。梶山季之の同名の小説の映画化で、脚本は「マタギ」の大和屋竺、美術監督の木村威夫、鈴木岬一の共同、監督は「陽炎座」の鈴木清順、撮影は「華魁」の高田昭と藤沢順一がそれぞれ担当。

あらすじ

昭和初期、芸者の小染は、旅回りの役者の順之助、のちの桃中軒海右衛門と出会い、深い仲になる。小染は、昔、旦那の目を盗んで浮気をしたことがバレ、背中に蛸の刺青を彫られてしまった。順之助は浪花節語りの桃中軒雲右衛門に憧れ、一座を逃げ出したのだ。小染の旦那が監獄から出ることになり、一方、一座も順之助を連れ戻しに来たので、二人はサンフランシスコに逃げた。浪花節で日本人移民を慰問するという気宇壮大な出発だったが、口入れ屋にだまされ、有り金は底をつき、小染のアクセサリーも賭博で取られ、小染は女郎に、海右衛門は乞食になる。そんな時、二人は大西鉄五郎<通称ガン鉄>と出会う。ガン鉄は横浜ハウスに巣喰う快男児で、街頭で狼花節をうなる海右衛門を見かねて、高級ナイトクラブに連れていさ、浪花節は通用しないと、新しいショーを見せた。そこで踊っていたダンサーのリリアンが和服の海右衛門をサムライ!と一目惚れしてしまう。その頃のサンフランシスコは中国人、日本人など様々な人種が入り乱れる欲望の街で、シカゴのギャング、カポネも西部進出を狙い、弟のフランク・カポネを派遣して来た。フランクはサンフランシスコの密造酒を独占しようとし、一方、ガン鉄、海右衛門、小染たちも、つくり酒屋の息子だった海右衛門に“シスコ正宗”を作らせて対抗する。三人はシカゴに行ったりするが、だんだんと追いつめられていく。そんな中で、小染は自動車事故で死んでしまう。さらにガン鉄もフグを食べて中毒死。海右衛門はリリアンに介錯させ切腹するのだった。

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