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鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽

  • はとのごとくへびのごとくしゃよう
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  • 平均評点

    64.6点(21人)

  • 観たひと

    31

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル 文芸 / ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022/11/4
上映時間 109分
製作会社 「鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽」製作委員会
配給 彩プロ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督近藤明男 
脚本白坂依志夫 
増村保造 
近藤明男 
原作太宰治 
プロデューサー足立喜之 
市川武 
上村正樹 
栗原隆一 
山村隆昭 
音楽海沼正利 
主題歌小椋佳:(「ラピスラズリの涙」)

キャスト

(C)2022 『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』製作委員会

場面

予告編


     

解説

1947年に出版された太宰治の小説『斜陽』の映画化。戦後に没落していく貴族の娘でありながら、古い道徳に抗って太陽のように道ならぬ恋につき進んでいく27歳のかず子の生き方を、75年を経た現代に照らし合わせて描く文芸ドラマ。主人公を演じたのは本作にて映画デビューと初主演を飾った宮本茉由。最後の貴婦人の誇りを持ちながら結核で死んでいく母に水野真紀。麻薬と酒に逃げ破滅していく弟の直治に奥野壮。太宰自身を投影した無頼の売れっ子作家・上原を安藤政信が演じる。監督は「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」の近藤明男。故・増村保造監督の助監督を務めたことが縁で、増村と脚本家の白坂依志夫が遺した「斜陽」の脚本草稿を元に、自ら本作の脚本を仕上げた。

あらすじ

敗戦後の昭和20年、没落貴族となった上、父を失ったかず子とその母、都貴子は生活のために本郷西片町の実家を売って西伊豆で暮らすことになった。そんな折、戦地で行方不明となっていた弟の直治が帰還するとの知らせが入ると、母は「歳の離れた資産家に嫁いだらどうか」とかず子に話す。激怒したかず子は「鳩のごとく素直に、蛇のごとく慧かれ」というイエスの言葉とともに6年前の出来事を想い出す。まだ学生だった直治が師匠と仰ぐ中年作家、上原二郎との出会いである。それは一夜の恋心の目覚めであった。

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