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野のなななのか

  • ののなななのか
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  • 平均評点

    74.6点(246人)

  • 観たひと

    347

  • 観たいひと

    70

  • レビューの数

    57

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2014
公開年月日 2014/5/17
上映時間 171分
製作会社 芦別映画製作委員会
配給 PSC=TMエンタテインメント
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督大林宣彦 
脚本大林宣彦 
脚色内藤忠司 
大林宣彦 
原作長谷川孝治:(「なななのか」)
エグゼクティブプロデューサー大林恭子 
プロデューサー山﨑輝道 
撮影三本木久城 
美術竹内公一 
音楽山下康介 
主題曲/主題歌パスカルズ 
録音内田誠 
編集大林宣彦 
三本木久城 

キャスト

出演品川徹 鈴木光男
村田雄浩 鈴木冬樹
松重豊 鈴木春彦
窪塚俊介 鈴木秋人
寺島咲 鈴木カンナ
山崎紘菜 鈴木かさね
柴山智加 鈴木節子
内田周作 光男の青春時代
細山田隆人 大野の青春時代
小笠原真理子 小佐田留美/林崎敏江
イ・ヨンスク 韓国人の母
大久保運 井上弘樹
小磯勝弥 中西安志
斉藤とも子 井上百合子
猪股南 英子の少女時代
相澤一成 若杉稔
パスカルズ 野の音楽隊
根岸季衣 キオスクのおはさん
原田夏希 高橋良子
左時枝 田中英子
安達祐実 山中綾野
伊藤孝雄 大野國朗
常盤貴子 清水信子

(C)2014 芦別映画製作委員会/PSC

解説

北海道芦別市を舞台に、葬儀のために集まった家族の姿と、その家族に関わる終戦の秘話を通じて、3.11以降の日本のあり方を見つめるドラマ。「この空の花 長岡花火物語」の姉妹編的位置づけとなる大林宣彦監督作品。全編、芦別市でロケ撮影を行なった。出演は「沈まぬ太陽」の品川徹、「アフタースクール」の常盤貴子。

あらすじ

雪降る冬の北海道芦別市。風変わりな古物商“星降る文化堂”を営む元病院長、鈴木光男(品川徹)が他界する。3月11日14時46分、92歳の大往生だった。告別式や葬式の準備のため、離れ離れに暮らしていた鈴木家の面々が古里に戻ってくる。光男の妹・英子(左時枝)は82歳。光男の2人の息子はすでに他界し、それぞれ孫が2人ずつ。長男の長男、冬樹(村田雄浩)は大学教授。その娘・かさね(山崎紘菜)は大学生。長男の次男・春彦(松重豊)は泊原発の職員で、その妻が節子(柴山智加)。気難しい光男と“星降る文化堂”でただ1人、一緒に暮らしていた孫のカンナ(寺島咲)は次男の娘で看護師。その兄・秋人(窪塚俊介)は風来坊。そこへ突然、謎の女・清水信子(常盤貴子)が現れる。“まだ、間に合いましたか……?”不意に現れては消える信子によって、光男の過去が次第に焙り出される。終戦が告げられた1945年8月15日以降も戦争が続いていた樺太で、旧ソ連軍の侵攻を体験した光男に何が起きたのか?そこには、信子が持っていた1冊の詩集を買い求めた少女・綾野(安達祐実)の姿もあった。果たして信子と綾野の関係は?明らかになる清水信子の正体とは?生と死の境界線が曖昧な“なななのか(=四十九日)”の期間、生者も死者も彷徨い人となる。やがて、家族や古里が繋がっていることを学び、未来を生きることを決意する。

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