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千年の愉楽

  • せんねんのゆらく
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  • 平均評点

    68.0点(198人)

  • 観たひと

    317

  • 観たいひと

    58

  • レビューの数

    43

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2012
公開年月日 2013/3/9
上映時間 118分
製作会社 若松プロダクション=スコーレ
配給 若松プロダクション=スコーレ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ 不明
音声 不明
上映フォーマット 不明

スタッフ

監督若松孝二 
脚本井出真理 
原作中上健次 
企画若松孝二 
昆絹子 
プロデューサー若松孝二 
尾崎宗子 
昆裕子 
撮影辻智彦 
満若勇咲 
美術増本知尋 
音楽中村瑞希 
ハシケン 
音楽プロデューサー高護 
録音福田伸 
照明大久保礼司 
編集坂本久美子 
衣裳デザイン宮本まさ江 
メイク小沼みどり 
キャスティング小林良二 
ライン・プロデューサー大友麻子 
助監督大友太郎 
冨永拓輝 
瀧口亮二 
スチール岡田喜秀 
特殊メイク森田誠 
メイキング木全哲 

キャスト

(C)若松プロダクション

解説

『軽蔑』『十九歳の地図』など紀州を舞台にした名著を多く遺した中上健次の同名短編小説(河出書房新社・刊)を「キャタピラー」「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の若松孝二監督が映画化。三重県尾鷲市を舞台に、産婆の目を通して、路地に生まれた男たちが命の火を燃やす様を描く命の讃歌。若松監督の「キャタピラー」に出演し第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶが男たちの生き様を見つめ続ける産婆を演じる他、「マイウェイ 12,000キロの真実」の佐野史郎、「軽蔑」の高良健吾、「さんかく」の高岡蒼佑、「ヒミズ」の染谷将太らが出演。第69回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門正式招待作品。若松監督の遺作となった。

あらすじ

紀州のとある路地。ここで産婆をしてきたオリュウノオバ(寺島しのぶ)は最期の時を迎えている。オバの脳裏には、オバが誕生から死まで見つめ続けた男たちの姿が浮かんでいた。美貌を持ちながらもその美貌を呪うかのように女たちに身を沈めていった半蔵(高良健吾)。刹那に生き、自らの命を焼き尽くした三好(高岡蒼佑)。路地を離れ北の大地で一旗揚げようとするも夢破れた達男(染谷将太)。オバは自らの手で取り上げた彼らを見つめながら、あるがままに生きよと切に祈り続けた。オバの祈りは時空を超え、路地を流れていく……。

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2013年3月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「千年の愉楽」

「千年の愉楽」:「路地」世界の向こうのマクロコスモス

「千年の愉楽」:鮮やかなる、オリュウノオバの生と性

「千年の愉楽」:すべてを肯定し、すべてを断ち切る

「千年の愉楽」:若松孝二による、若松映画のセルフ・リメイク