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60歳のラブレター

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  • 平均評点

    67.4点(84人)

  • 観たひと

    136

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
製作国 日本
製作年 2009
公開年月日 2009/5/16
上映時間 129分
製作会社 「60歳のラブレター」フィルムパートナーズ
配給 松竹
レイティング 不明
アスペクト比 不明
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ 不明
音声 不明
上映フォーマット 不明

スタッフ

監督深川栄洋 
脚本古沢良太 
撮影芦澤明子 
美術黒瀧きみえ 
録音南徳昭 
照明長田達也 
編集坂東直哉 
スチール西永智成 

キャスト

出演中村雅俊 橘孝平
原田美枝子 橘ちひろ
井上順 佐伯静夫
戸田恵子 長谷部麗子
イッセー尾形 松山正彦
綾戸智絵 松山光江
星野真里 橘マキ
内田朝陽 八木沼等
石田卓也 北島進
金澤美穂 佐伯理花
佐藤慶 京亜建設・会長
原沙知絵 根本夏美
特別出演石黒賢 麻生圭一郎

解説

長年連れ添った夫婦が、口に出しては言えない互いへの感謝の言葉を1枚のはがきに綴る応募企画「60歳のラブレター」。2000年から毎年募集され、日本中から約8万通を超えるはがきが寄せられ大きな反響と共感を得ている人気企画に着想を得て製作された映画。中村雅俊、原田美枝子、井上順、戸田恵子、イッセー尾形、綾戸智恵といった豪華キャストが、個性的な3組の夫婦を熱演。歳を重ねてこそ感じる迷いや焦り、喜びや幸せ、そしてかけがえのない大切な人との絆を丹念に演じる。監督は「真木栗ノ穴」の深川栄洋。

あらすじ

橘孝平(中村雅俊)とちひろ(原田美枝子)は、孝平の定年退職を期に、離婚を決めた。大手建設会社の重役にまで上り詰めた孝平。これからは恋人の夏美(原沙知絵)が経営する建設事務所で、今まで培った経験を存分に生かすつもりだ。ちひろは、父親に言われた相手と結婚し30年、家族に尽くしてきた専業主婦。孝平の退職日、手料理を食卓に並べ、帰りを待っていた。まもなく、身ごもった娘のマキ(星野真里)が同棲中の八木沼(内田朝陽)を連れ、父親の退職祝いにかけつけた。しかし、孝平は今日も家に帰ってこない。口げんかの絶えない魚屋夫婦、正彦(イッセー尾形)と光江(綾戸智恵)。正彦に糖尿が見つかってからは、定期的に病院に通っている。担当医の静夫(井上順)の指示に従い、光江は夫の食事に気を遣い、毎晩のウォーキングを欠かさない。そんなある日、正彦は楽器店のショーウィンドウにギターの名器マーチンが飾られているのを発見。かつて光江は集団就職で上京、職場の先輩と追っかけをしていたコピーバンドのヴォーカル・正彦に口説かれ、一緒になったのだ。憧れの名器に見惚れる正彦。医者の静夫は、5年前愛妻を亡くし、今は高校受験を控える娘・理花(金澤美穂)と2人暮らし。かつて大腸菌の研究に没頭するも、アメリカの研究チームに先を越され出世コースからは脱落。冴えない人生を送っている。しかし近頃は、海外医療小説の監修依頼をしてきた翻訳家・麗子(戸田恵子)と会えるのを楽しみにしている。一方の麗子も、細菌の話になると、人がかわったように熱弁を振るう静夫の姿に年甲斐もなくトキメくのだった。夫が出て行った家で、時間を持て余しているちひろは一念発起、家政婦の仕事に挑戦することに。勤め先は、翻訳家・麗子の家。高級マンションに一人暮らし、誰に頼ることなく自立している麗子。ある日、麗子はちひろを誘い、パーティーへ繰り出す。華やかなドレスを纏いすっかり変身したちひろ。パーティーの主催はミステリー作家の麻生圭一郎(石黒賢)。麻生は美しく磨かれたちひろに惹かれ、食事に誘う。異性から誘われた経験のないちひろはただ戸惑うばかり。「あなたは今まで恋をしてこなかった」という麻生の言葉にちひろは少なからず動揺を覚えるのだった。孝平は、転職の挨拶も兼ね、なじみの施工業者に受注の依頼をするが、あっさりと断られてしまう。「うちが付き合ってきたのは、あなたじゃなくて京亜建設だ」。自分の力で築きあげてきたと思っていた人脈、キャリア。それがすべて会社の名の下にあったというのか?自らの愚かさに落胆する孝平。そんな時、娘・マキの子供が生まれ、久しぶりに前妻・ちひろと再会する。そこには、孝平が今まで見たことのないよく喋り、よく笑い、美しく輝くちひろがいた。病院からの帰り道、空腹の孝平を見かねたちひろは、孝平のために夕食を作る。どことなく気落ちしているようにみえる孝平にちひろは励ましの言葉をかけるのだった。孝平に上着を着せ、鞄を持ち、玄関先から見送る自分。ちひろは30年間繰り返してきたこの習慣にどこか懐かしさを感じていた。麗子は、監修のお礼にと思い切って静夫と娘の理花を自宅に招待。しかし、タバコを吸い、酒を飲み、華やかに生きる麗子と亡くなった母親との違いに戸惑い、父親には不釣合いな相手だと感じた理花は、悪態をつき、部屋から飛び出してしまう。静夫は理花を追いかけ叱りながらも、為すすべもない。当直のため、病院へ戻らなければならないと力なく詫びる静夫に、麗子は笑顔でさよならを告げる。「やっぱり恋なんてしなければよかった…」。自己嫌悪に陥る麗子。翌朝、静夫が1通の手紙を持って、麗子の部屋にやってくる。それは、英語がわからないから麗子に訳してもらいたいという理花が書いた英文のラブレターだった。毎日の運動と食事メニュー改善の甲斐があり、正彦の糖尿は少しずつ回復。静夫からの診断結果を聞き喜ぶ2人。しかし、思いがけず光江が診察室のドアに頭をぶつけたことを不審に思った静夫は光江を診察、脳腫瘍が発覚する。突如、癌の摘出手術を宣告され、憤る正彦。「俺より先に逝ったりしたら許さない」という正彦を残し手術室に入る光江。家に戻った正彦は、ふと「押入れの戸の調子が悪いから直しておいてほしい」という光江の言葉を思い出す。見慣れない何かが押入れの中に入っている事に気づく。それはあの名器マーチン。光江が正彦の誕生日プレゼントに準備しておいたのだ。光江への想いが溢れ、ギターをかかえ泣きじゃくる正彦。その頃、同じ病院の産婦人科にマキをたずねていた孝平のもとに、かつて新婚旅行で訪れた四国の写真館でちひろが30年後の孝平に宛てて書いたという手紙をもった若者・北島(石田卓也)が現れる。そこには、ちひろの孝平への語りつくせない想いが語られていた。自分にとってかけがえのない、大切な存在にようやく気づいた孝平は、ある決意を胸に夜の街を疾走するのだった。

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