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夕凪の街 桜の国

  • ゆうなぎのまちさくらのくに
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  • 平均評点

    74.7点(183人)

  • 観たひと

    299

  • 観たいひと

    36

  • レビューの数

    28

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2007
公開年月日 2007/7/28
上映時間 118分
製作会社 「夕凪の街 桜の国」製作委員会
配給 アートポート
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督佐々部清 
脚本国井桂 
佐々部清 
原作こうの史代 
企画プロデュース加藤東司 
製作松下順一 
製作担当吉崎秀一 
プロデューサー臼井正明 
米山紳 
撮影坂江正明 
美術若松孝市 
音楽村松崇継 
音楽プロデューサー田雅章 
録音高野泰雄 
音響効果佐々木英世 
照明渡辺三雄 
編集青山昌文 
衣裳山田夏子 
ヘアメイク井手奈津子 
青木映子 
キャスティング杉野剛 
助監督山本亮 
スクリプター山下千鶴 
スチール奥川彰 
成田俊昭 
VFXスーパーバイザー貞原能文 
VFXプロデューサー堀内勉 
題字赤松陽構造 
装飾柳澤武 

キャスト

出演田中麗奈 石川七波
麻生久美子 平野皆実
吉沢悠 打越豊
伊崎充則 石川旭・青年時代
中越典子 利根東子
粟田麗 太田京花
金井勇太 石川凪生
田山涼成 打越豊
田村三郎 
松本じゅん 
桂亜沙美 
小池里奈 
藤村志保 平野フジミ
堺正章 石川旭
井之脇海 石川凪生(10歳)

解説

第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞したこうの史代の同名コミックを映画化。広島への「原爆投下」が二人の女性のふたつの物語をつなぎ、様々な愛の形を描き出していく。監督は『チルソクの夏』『半落ち』『出口のない海』の佐々部清。出演は田中麗奈、麻生久美子、吉沢悠、中越典子、堺正章、他。

あらすじ

『夕凪の街』原爆投下から13年後、昭和三十三年の広島。平野皆実(麻生久美子)は復興の進んだ街で母のフジミ(藤村志保)と暮らしていた。ある日、皆実は会社の同僚である打越(吉沢悠)からの愛の告白を受けるが、皆実には原爆で家族を失い、自分だけが生き残ったことが心に深い傷となって残っていた。父や妹のことが頭から離れず、自分だけが生き残ったことに負い目を感じてしまい、打越との幸せを心から受け入れられない。それでも打越は真摯に愛し、皆実も気持ちが動き始める。しかし突然、皆実の体に原爆症が現れはじめる。『桜の国』半世紀後の平成十九年、夏の東京。石川七波(田中麗奈)は最近父親の旭(堺正章)が挙動不審であることを心配していた。ある夜、自転車で出かけていく旭を追っていくと、駅で切符を買い求めていた。その姿を見ていた七波は、小学校時代の同級生である東子(中越典子)と久々に再会し、二人はさらに旭の後を追う。電車から長距離バスへと乗り換えた旭の行く先は広島だった。七波は旭の立ち寄る土地や会う人々を遠目から見ているうちに、亡くなった祖母のフジミや叔母の皆実へ思いをめぐらせる。また、東子は七波の弟である凪生(金井勇太)と交際しており、両親からは被爆者の末裔であることを理由に関係を反対されていた。旭と共に自らのルーツと向き合う七波、原爆がもたらしたものをその目で見つめていく東子。二人は広島で、平和の尊さや生きることの喜び、様々な愛情の形を確かめていく。

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