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中越典子

  • Noriko Nakagoshi
  • 出演
本名
出身地 佐賀県佐賀市
生年月日 1979年12月31日
没年月日

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略歴

~佐賀県佐賀市の生まれ。もともと絵を描くのが好きで、県立佐賀北高校では美術科を専攻。東京デザイン専門学校の工芸アクセサリー科在学中にスカウトされ、ファッション誌『ViVi』でモデルとしてデビューする。1999年、テレビ朝日『天国のKiss』でドラマ初出演。翌2000年からはTBSの情報番組『王様のブランチ』のリポーターをつとめる。当時は女優への意識は希薄だったというが、周囲の応援でオーディションを受け続け、03年のNHK連続テレビ小説『こころ』03のヒロインに選ばれる。浅草の老舗鰻屋の若女将・こころ役で人気若手女優の仲間入りを果たし、以後もフジテレビ『プライド』04、NHK大河ドラマ『義経』05、日本テレビ『おとなの夏休み』05などに出演。映画初出演となったオムニバス「恋文日和」04では、映画全体を通して語られるエピソードの「便せん日和」で主演している。チャーミングな笑顔で好感を得つつも個性を強く打ち出すには至らない、やや踊り場の時期にめぐり合ったのが、矢崎仁司監督「ストロベリーショートケイクス」06のOL・ちひろ役だった。恋愛依存の若い女性の焦燥や同性への見栄、寂しさといった微妙な感情を隅々まで細心に演じ、代表作とする。その後も及川中監督のホラー「1303号室」07に主演したほか、佐々部清監督「夕凪の街・桜の国」07、品川ヒロシ監督「ドロップ」09などに出演。鶴田法男監督「おろち」08では、楳図かずお原作のゴシックホラーの世界にふさわしい狂気を見せるなど着実に演技の幅を広げている。その上で、成島出監督「孤高のメス」10の主人公の外科医(堤真一)と見合いする市長の娘・翔子のように、清潔な役柄を演じるとより光る魅力も持ち続ける。テレビでは、NHKのコント番組『サラリーマンNEO』に06年のシーズン1からレギュラー出演。07年のNHK『陽炎の辻/居眠り磐音・江戸草紙』、東山紀之主演で復活したテレビ朝日『必殺仕事人2007』の2本の時代劇がともに好評でシリーズ化されたほか、テレビ朝日『警視庁捜査一課9係』06~11、『4姉妹探偵団』08、テレビ東京『ケータイ捜査官7』08など多数がある。『犯さん哉』07、『細雪』08、『金閣寺』11などコンスタントに舞台にも立つ。

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