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俺は、君のためにこそ死ににいく

  • おれはきみのためにこそしににいく
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  • 平均評点

    63.5点(112人)

  • 観たひと

    184

  • 観たいひと

    25

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル 戦争 / ドラマ
製作国 日本
製作年 2007
公開年月日 2007/5/12
上映時間 140分
製作会社 「俺は、君のためにこそ死ににいく」製作委員会(東映=CUC=東映ビデオ=シーイーシー=日本テレビ放送網=ゲオ=日本出版販売=産経新聞社=新城卓事務所)(製作協力 CUC/企画協力 新城卓事務所/製作プロダクション 東映東京撮影所)
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD-EX
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督新城卓 
特撮監督佛田洋 
脚本石原慎太郎 
製作総指揮石原慎太郎 
企画遠藤茂行 
高橋勝 
プロデューサー角田朝雄 
吉田晴彦 
撮影上田正治 
北澤弘之 
美術小澤秀高 
音楽佐藤直紀 
主題歌B'z:(「永遠の翼」(VERMILLION RECORDS))
タイトルイメージソングTAK MATSUMOTO:(「THE WINGS」)
録音矢野正人 
照明山川英明 
編集井上治 
キャスティングプロデューサー福岡康裕 
ラインプロデューサー木次谷良助 
監督補中田信一郎 
助監督井上隆 
VFXスーパーバイザー野口光一 

キャスト

出演徳重聡 中西正也
窪塚洋介 坂東勝次
筒井道隆 田端紘一
岸惠子 鳥濱トメ
前川泰之 金山
中村友也 河合惣一
多部未華子 鳥濱礼子
遠藤憲一 川口
勝野洋 
中越典子 鶴田一枝
桜井幸子 坂東寿子
戸田菜穂 田端良子
宮崎美子 河合の母
的場浩司 関行男
江守徹 田端由蔵
長門裕之 大島の祖父
寺田農 坂東真太次
石橋蓮司 鶴田正造
伊武雅刀 大西瀧治郎
渡辺大 加藤
宮下裕治 石倉
木村昇 安部
蓮ハルク 松本
田中伸一 荒木
古畑勝隆 大島茂夫
勝野雅奈恵 鳥濱美阿子
中原丈雄 憲兵大尉

解説

“特攻の母”として知られる鳥濱トメの視点から、若き特攻隊員たちの青春の姿を描いた戦争群像劇。出演は「たそがれ清兵衛」の岸恵子、「レディ・ジョーカー」の徳重聡、「同じ月を見ている」の窪塚洋介、「ブレス・レス」の筒井道隆。監督は「秘祭」の新城卓。製作総指揮・脚本は石原慎太郎。

あらすじ

昭和19年秋。太平洋戦争で圧倒的に不利な戦況に陥っていた日本軍は、米軍を阻止すべく苦汁の選択をする。それは大西瀧治郎海軍中将(伊武雅刀)の提唱の下、戦闘機に爆弾を搭載して敵艦に体当たりする特別攻撃隊を編成することであった。しかしマニラを陥落させた米軍は日本攻略に手をつけ、昭和20年春、沖縄に上陸。鹿児島県の知覧飛行場は、沖縄を死守するための陸軍の特攻基地となった。軍指定の富屋食堂を構え、若き飛行兵たちから母のように慕われていた鳥濱トメ(岸恵子)は、複雑な想いを胸に秘めながらも彼らを見守り続けるしかなかった。ある時は、特攻出撃の旨を家族に伝えるようにトメに頼みに来た坂東少尉(窪塚洋介)のために、慣れない手紙を書く。また、朝鮮人でありながら特攻に志願した金山(前川泰之)は、差別や偏見なく接してくれたトメに感謝を込めて祖国の歌『アリラン』を歌った。田端少尉(筒井道隆)や、隊長の中西少尉(徳重聡)は恋愛と任務の狭間で揺れるが、そんな彼らもトメは優しく見守り、時には憲兵大尉に食い下がることもあった。いよいよ特攻隊の出撃前夜。死を前にした隊員たちは、人生最後の夜をそれぞれ厳かに過ごしていく。河合(中村友也)はトメに、自分は蛍になってここに戻ってくると言って微笑んだ。そして翌朝、特攻隊は大空へ旅立っていった。昭和20年8月15日、日本は終戦を迎えたが、特攻で生き残った者たちやトメの心の中では、戦争から受けた試練は今も続いているのだった。

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