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陽はまた昇る(2002)

  • ひはまたのぼる
  • ----
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  • 平均評点

    71.9点(198人)

  • 観たひと

    292

  • 観たいひと

    15

  • レビューの数

    21

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2002
公開年月日 2002/6/15
上映時間 108分
製作会社 「陽はまた昇る」製作委員会(東映=JVCピクチャーズ=東映ビデオ=シチエ=加賀電子=日本出版販売)
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督佐々部清 
脚色西岡琢也 
佐々部清 
原作佐藤正明:(「映像メディアの世紀」)
企画坂上順 
西村元男 
製作高岩淡 
プロデューサー厨子稔雄 
小松茂明 
撮影木村大作 
美術福澤勝広 
新田隆之 
装飾若松孝市 
音楽大島ミチル 
音楽プロデューサー北神行雄 
津島玄一 
録音高野泰雄 
音響効果佐々木英世 
西村洋一 
照明礒野雅宏 
編集大畑英亮 
衣裳山田夏子 
ラインプロデューサー菊池淳夫 
製作担当林周治 
助監督瀧本智行 
スクリプター石山久美子 
スチール阿部昌弘 
撮影効果南好哲 
渡辺孝 

キャスト

出演西田敏行 加賀谷静男
渡辺謙 大久保修
緒形直人 江口涼平
真野響子 加賀谷圭子
仲代達矢 松下幸之助
夏八木勲 武田壮吉
井川比佐志 門脇光蔵
石橋蓮司 金沢紀之
倍賞美津子 村上雅恵
江守徹 寺山彰
篠原涼子 柏木夏佳
中村育二 平井友輝
田山涼成 服部一義
蟹江一平 新田泰介
樹音 加賀谷猛
國村隼 小出収美
津嘉山正種 渡会信一
加藤満 小野俊夫
崔哲浩 大木良弘
永倉大輔 小島孝志
西田聖志郎 杉沢浩
新克利 宮下茂夫
石丸謙二郎 大野久志
上田耕一 協力工場の社長
中原丈雄 
村田則男 
佐藤正明 
内田明里 着付け教室の先生
木原光知子 水泳コーチ
降旗康男 居酒屋の客
石田法嗣 加賀谷勇次
井川哲也 吉本順二
明石きぶし 中原敬助
内藤トモヤ 東博昭
井上智之 宮地健一郎
土井俊明 安藤吉彦
矢崎学 兼松康宏
内浦純一 新城隆史
齋藤恵輝 荒川誠
佐藤誓 小杉純一
三浦武蔵 林勇
金子藍 三枝麻里
村瀬小百合 若林律子
沢口修一 森崎敦
宮脇敏基 鈴木秀和
林統一 井川善昭
小野修 白石昭男
青木鉄人 西沢幸三
長森雅人 竹内博也
小林三三男 
岡田謙一郎 

解説

世界規格となったVHSの開発の裏で活躍した、名も無き技術者たちの姿を描いたヒューマン・ドラマ。監督は、本作が初監督作となる佐々部清。佐藤正明によるノンフィクション『映像メディアの世紀 ビデオ・男たちの産業史』を基に、「金田一少年の事件簿」(西尾大介監督作)の西岡琢也と佐々部監督が共同で脚色。撮影を「ホタル」の木村大作が担当している。主演は「釣りバカ日誌12」の西田敏行。第26回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀主演男優賞(西田敏行)、助演男優賞(渡辺謙)、優秀音楽賞受賞、第15回日刊スポーツ映画大賞石原裕次郎賞受賞作品。

あらすじ

70年代前半、それまで右肩上がりだった日本経済が初めてマイナス成長に陥った。そんな中、家電メーカー業界8位の日本ビクター本社開発部門に勤める開発技師・加賀谷に、事業部長として赤字続きの非採算部門である横浜工場ビデオ事業部への異動と大幅な人員整理の厳命が下る。だが、人材こそ何よりの財産と考える加賀谷は、ひとりの解雇も出さないために極秘のプロジェクト・チームを結成。本社に悟られぬようにしながら、家庭用VTRVHSの開発に着手する。ところが数年後、家電メイカーの雄・ソニーがベータマックスを発表。足踏み状態の続くビデオ事業部は崖っぷちに立たされるが、それでも彼らはVHSに夢と希望を託し開発を続けた。そして、遂にベーターマックスを超える録画が可能な試作機が完成する。しかし、その時既にベータマックスは国内規格として採用されようとしていた。このままでは、自分たちの努力が水泡に帰してしまう。そこで加賀谷は大阪へ向かい、親会社である松下電器相談役・松下幸之助にVHS方式の採用を直訴。果たして、加賀谷の願いは聞き入れられ、その結果、ひとりの解雇者も出さずにVHS方式のプレイヤーの販売にこぎ着けることに成功するのだった。その後、加賀谷は脳梗塞で倒れた妻の世話のために、定年を前に退職を決めた。最後に彼が工場を訪れた時、従業員たちはVHSの人文字で彼を送った。

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