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長崎ぶらぶら節

  • ながさきぶらぶらぶし
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  • 平均評点

    60.4点(71人)

  • 観たひと

    122

  • 観たいひと

    11

  • レビューの数

    20

基本情報

ジャンル 文芸
製作国 日本
製作年 2000
公開年月日 2000/9/15
上映時間 115分
製作会社 「長崎ぶらぶら節」製作委員会
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督深町幸男 
特撮監督佛田洋 
脚色市川森一 
原作なかにし礼 
製作総指揮植村伴次郎 
高岩淡 
企画近藤晋 
岡田裕介 
早河洋 
プロデューサー木村純一 
天野和人 
林哲次 
妹尾啓太 
協力プロデューサー森岡茂史 
山川秀樹 
撮影鈴木達夫 
撮影効果友竹哲也 
美術西岡善信 
音楽大島ミチル 
音楽プロデューサー北神行雄 
録音三宅弘 
佐俣マイク 
整音竹本洋二 
サウンド・デザイン山本文勝 
照明安藤清人 
衣裳松田孝 
進行主任清水圭太郎 
監督補佐土屋源次 
助監督平田博志 
スクリプター河島東史子 
スチール大木茂 
VFXスーパーバイザー石井教雄 
特殊撮影高橋政千 
中根伸治 
鈴木啓造 
特殊照明安藤和也 
坂井竜一 
特殊美術松浦芳 
高木敏喜 
特殊効果鈴木昶 
中山亨 

キャスト

出演吉永小百合 愛八(松尾サダ)
渡哲也 古賀十二郎
高島礼子 米吉
原田知世 梅次
藤村志保 山口富美江
いしだあゆみ 古賀艶子
尾上紫 雪千代
高橋かおり お喜美
松村達雄 米屋の幸兵衛
岸部一徳 西條八十
永島敏行 不知火大五郎
勝野洋 おでん屋の留吉
内海桂子 音丸
渡辺いっけい 松尾与三治

解説

長崎・丸山を舞台に、無償の愛に生きた芸者の人生を描く文芸ロマン。監督は、本作が映画初監督作となるTV『あ・うん』の深町幸男。第122回直木賞を受賞したなかにし礼による同名小説を、「異人たちとの夏」の市川森一が脚色。撮影を」の鈴木達夫が担当している。主演は、「時雨の記」の吉永小百合と渡哲也。2000年9月9日長崎・長崎東映にて先行上映。

あらすじ

日本三大花街のひとつと言われた丸山の遊郭に売られておよそ40年、長崎一と言われるまでの名芸者となった愛八は、その気っぷのよさから誰からも慕われていた。ある日、彼女は五島町の大店・万屋の十二代目で、長崎でも指折りの風俗研究の学者・古賀と運命的な出会いを果たす。学問を極める為なら、財産を使い果たしても構わないと考えている古賀。そんな古賀の頼みを受けて、愛八は長崎に伝わる歌を探し記録する旅に同行する。旅は約二年間に渡り、やがてふたりの間に特別な感情が芽生えるが、決して肌を重ねることはなかった。旅の終わり、ふたりは長崎ぶらぶら節という歌に出会う。それは、愛八にとって想い出の歌であった。彼女が遊郭に売られる時、女衒の男が歌ってくれた歌だったのだ。歳月が過ぎ、年号は昭和へ移った。古賀と会わなくなっていた愛八は、少女の頃から可愛がっているお雪に芸を仕込んでいた。ところが、そのお雪が肺病にかかってしまう。決して安くはない治療費用を捻出する為、詩人・西條八十の紹介で“長崎ぶらぶら節”をレコードに吹き込み、その印税を全てお雪の治療費に当てる愛八。今や、お雪は愛八の人生そのものとなっていた。お陰でお雪は快復し、お披露目の日を迎える。だが、その席に披露目の資金を提供してくれた古賀が招待されていることを知った愛八は、決して顔を出そうとしなかった。彼女は、古賀への想いを一通の手紙に認めると、参詣した身代わり天神の境内で息絶えるのであった。

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