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梟の城

  • ふくろうのしろ
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  • 平均評点

    55.7点(179人)

  • 観たひと

    290

  • 観たいひと

    14

  • レビューの数

    38

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1999
公開年月日 1999/10/30
上映時間 138分
製作会社 「梟の城」製作委員会(フジテレビ=東宝=任天堂=平和=産経新聞=ニッポン放送=ポニーキャニオン=サンケイリビング新聞=イマジカ)(製作プロダクション 表現社)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/ドルビーSR/DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督篠田正浩 
脚色篠田正浩 
成瀬活雄 
原作司馬遼太郎 
企画松前洋一 
製作統括羽佐間重彰 
プロデューサー角谷優 
鯉渕優 
撮影鈴木達夫 
美術西岡善信 
音楽湯浅譲二 
録音瀬川徹夫 
音響効果倉橋静男 
照明海野義雄 
編集吉田博 
衣裳朝倉摂 
二宮義夫 
千代田圭介 
製作担当丹羽邦夫 
助監督浜本正機 
スクリプター天池芳美 
スチール原田大三郎 
特殊効果栩野幸知 
SFXスーパーバイザー川添和人 
特殊メイク原口智生 
宗理起也 
アクションアドバイザー毛利元貞 
時代考証高津利治 
美術アドバイザー浅葉克己 
能指導観世榮夫 
散楽指導茂山千之丞 
茶の湯指導尾関南山 

キャスト

出演中井貴一 葛篭重蔵
鶴田真由 小萩
葉月里緒菜 木さる
上川隆也 風間五平
永澤俊矢 摩利支天洞玄
根津甚八 服部半蔵
マコ・イワマツ 豊臣秀吉
小沢昭一 今井宗久
中尾彬 徳川家康
山本學 下柘植次郎左衛門
火野正平 黒阿弥
津村鷹志 前田玄以
岩下志麻 北政所
馬渕晴子 老女楠
田中伸子 淀君
筧利夫 雲兵衛
花柳錦之舗 石田三成
若松武史 上野弥兵衛
中村敦夫 葛篭太郎兵衛
横山あきお 前田利家
笠原秀幸 伊勢屋の奉公人
水谷ケイ 寝乱れた側女
ナレーション中村敦夫 

解説

梟と呼ばれる忍者としての誇りをかけ、秀吉暗殺に乗り出した伊賀者の生き様を描いた時代活劇。監督は「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」の篠田正治。第42回直木賞を受賞した司馬遼太郎の同名小説を基に、篠田監督と「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」の成瀬活雄が脚色。撮影を「秘祭」の鈴木達夫が担当している。主演は「愛を乞うひと」の中井貴一。

あらすじ

天正9年、織田信長によって伊賀全土は焼き払われ、大量虐殺が行われた。それから10年後、山奥で隠遁生活を送る伊賀忍者の生き残り、葛篭重蔵の元に、かつての師匠である下柘植次郎左衛門が現れ、堺の豪商、今井宗久から金で請け負った任務を彼に与えた。それは、太閤秀吉の暗殺。重蔵は、一族を惨殺した信長への怨みを時の権力者、秀吉に重ね合わせることでその任務を引き受けると、山を下りた。さて、そんな重蔵の前に小萩という謎の女が現れる。彼女は宗久の養女ということだったが、実は秀吉暗殺の黒幕である徳川家康の腹心の服部半蔵にマインド・コントロールされたくノ一で、重蔵の動向を見張る役目を負っていた。だがその一方でふたりは通じ合い、お互いを秘かに愛するようになってしまう。重蔵の下には頼もしい部下がいた。軽業師に化けた女忍者、木さる、刀の研屋として京の町に潜伏した黒阿弥_、彼らはみんな重蔵と一緒に秀吉暗殺の機会を狙っている。しかし、そんな彼らの前にかつての仲間で、今は伊賀を裏切り前田玄以に奉行として仕える風間五平が立ちはだかった。彼は、秀吉暗殺を企む重蔵を捕らえることで、玄以に出世の約束をされていたのである。重蔵の敵は五平だけではなかった。甲賀の総帥、摩利支天洞玄もまた、玄以に雇われ重蔵抹殺を狙っていた。ところでその頃、淀君が懐妊との知らせが家康の耳に入っていた。世継ぎが誕生すれば豊臣家は安泰。大名たちの謀反も期待できなくなる。そこで、家康は急遽朝鮮出兵を控え九州の名護屋城に出陣していた秀吉の暗殺計画を撤回すると、それを知る者たちを次々に抹殺していくよう半蔵に命じるのであった。重蔵もそのことを小萩から聞かされるが、しかし、今や彼にとって秀吉暗殺は仕事ではなく、忍びの者としての生き甲斐となっていた。洞玄を倒し、単身伏見城に乗り込んでいく重蔵。だが、そこで初めて秀吉と対面した彼は、思ったよりも老いぼれていた太閤の命乞いをあっさりと聞き入れ、彼を殴っただけで引き返してきてしまう。ところがその途中、彼は五平の奇襲に見舞われる。辛くも五平をかわし、逃げることに成功する重蔵。一方、城の警備に捕らえられた五平は石川五右衛門として処刑された。その後、愛する小萩の元へ戻った重蔵は、彼女とふたり、山の中の家でひっそりと暮らすのであった。

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