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仁義なき戦い

  • じんぎなきたたかい
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  • BATTLES WITHOUT HONOR AND HUMANITY

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  • 平均評点

    81.4点(820人)

  • 観たひと

    1135

  • 観たいひと

    46

  • レビューの数

    146

基本情報

ジャンル 任侠・アウトロー / アクション
製作国 日本
製作年 1973
公開年月日 1973/1/13
上映時間 99分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督深作欣二 
脚本笠原和夫 
原作飯干晃一 
企画俊藤浩滋 
日下部五朗 
撮影吉田貞次 
美術鈴木孝俊 
音楽津島利章 
照明中山治雄 
編集宮本信太郎 
助監督清水彰 

キャスト

出演金子信雄 山守義雄
木村俊恵 山守利香
松方弘樹 坂井鉄也
菅原文太 広能昌三
三上真一郎 新開宗市
川地民夫 神原精一
曽根晴美 矢野修司
田中邦衛 槙原政吉
高宮敬二 山方新一
宮城幸生 川西保
宇崎尚韶 杉谷伸彦
渡瀬恒彦 有田俊雄
名和宏 土居清
梅宮辰夫 若杉寛
川谷拓三 江波亮一
大前均 野方守
池田謙二 寺内八郎
伊吹吾郎 上田透
山田良樹 屋代光春
遠藤辰雄 海渡常夫
林彰太郎 松永武
国一太郎 垣内次郎
壬生新太郎 柳田敏治
木谷邦臣 川南時夫
大木悟郎 大竹勇
松本泰郎 石堂寅雄
西山清孝 吉永進
福本清三 下中隆次
奈辺悟 安条啓介
藤本照男 広石金作
有金敏郎 脇田登
北川俊夫 楠田丈市
片桐竜次 目崎武志
内田朝雄 大久保憲一
中村錦司 中原重人
小松方正 金丸昭一
中村英子 国弘鈴江
小林千枝 山城佐和
渚まゆみ 新庄秋子
唐沢民賢 中村捜査課長
疋田泰盛 小室刑事
山田良樹 加谷刑事
小池朝雄 ナレーター

解説

日本暴力団抗争史上で最も多くの血を流した“広島ヤクザ戦争”をドキュメンタリータッチで描く。原作は抗争渦中の人物“美能組”元組長の獄中手記をもとに書き綴った飯干晃一の同名小説。脚本は「日本暴力団 殺しの盃」の笠原和夫、監督は「人斬り与太 狂犬三兄弟」の深作欣二、撮影は「着流し百人」の吉田貞次がそれぞれ担当。

あらすじ

終戦直後の呉。復員後遊び人の群れに身を投じていた広能昌三は、その度胸と気っぷの良さが山守組々長・山守義雄の目にとまり、山守組の身内となった。当時の呉には土居組、上田組など四つの主要な組があったが、山守組はまだ微々たる勢力にしかすぎなかった。そこで山守は上田組と手を結ぶことに成功し、当面の敵、土居組との抗争に全力を注ぐ。その土居組では組長の土居清と若頭・若杉の仲が悪く、事あるごとに対立し、とうとう若杉は破門されてしまった。そして、若杉は以前からの知り合いである広能を通じて山守組へと接近していった。若杉の山守組加入で、土居殺害の計画が一気に進んだ。広能は土居殺害を名乗り出た若杉を押し止どめ、自ら土居を襲撃し、暗殺に成功。ところがそれ以来、山守の広能に対する態度が一変し、組の邪魔者扱いにするようになり、広能は結局自主して出るのだった。そのことに怒った若杉は、山守の若い衆を殺害したことから、警察に追われ、激しい銃撃戦の後、殺された。その間にも、土居組の崩壊と反比例して、山守組は増々勢力を伸ばしていった。しかし、その組の中でも、主流派の坂井鉄也と、反主流派の有田俊雄という二つの派閥が生まれ、山守を無視しての内戦が始まっていた。まず、市会議員・金丸と、土居組の残党を味方に引き入れ勢いづいた有田は、坂井の舎弟山方、兄弟分上田を殺害した。激怒した坂井は有田を破門するとともに、報復に出た。次々と射殺される有田一派、ついに血で血を洗う凄惨な抗争事件に発展してしまった。そして、警察の出動により有田は逮捕、兄貴分の新開は殺された……。勝ち残った坂井は、広島の海渡組と手を組み、山守組に替って呉を支配するかのように振るまうようになった。やがて今ままでの内戦を黙視していた山守の巻き返しが始まった。山守は、丁度その時仮釈放で出所した広能に坂井暗殺を捉した。冷酷な山守の魂胆を見抜いている広能は、微妙な立場に立たされた。山守に従う気はないが、そうかと言って坂井に手を貸す気もなかった。そんな時、矢野組々長・矢野修司が坂井と海渡組の手を切るぺく画策中に殺された。山守の恐るぺき執念がついに実行される。殺気立っていた矢野組々員をけしかけ坂井を襲撃させたのである。坂井は血だるまになるまで銃弾を受けた。翌日、坂井の葬儀が盛大に行われた。広能はかつて憧れたやくざ社会に虚しさと怒りを抱きながら無傷の喪主山守の前を去っていった。

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