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夜がまた来る

  • よるがまたくる
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  • 平均評点

    60.4点(83人)

  • 観たひと

    145

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1994
公開年月日 1994/10/22
上映時間 108分
製作会社 ビデオチャンプ=キングレコード=テレビ東京作品(企画製作=アルゴ・ピクチャーズ/ニュー・センチュリー・プロデューサーズ)
配給 アルゴ・ピクチャーズ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督石井隆 
脚本石井隆 
製作酒井俊博 
池口頌夫 
小林尚武 
プロデューサー新津岳人 
撮影笠松則通 
美術山崎輝 
音楽安川午朗 
録音杉山篤 
照明市川元一 
編集北沢良雄 
助監督石田和彦 
スクリプター松葉摂胡 
スチール原芳市 
石井隆 

キャスト

出演夏川結衣 土屋名美
根津甚八 村木哲郎
寺田農 池島政信
椎名桔平 柴田一哉
竹中直人 娼婦のヒモ
余貴美子 娼婦
永島敏行 土屋満
渡辺哲 

解説

刑事である夫を何者かに殺されたヒロイン・名美と、ヤクザ者の村木との愛憎を描く、「天使のはらわた 赤い閃光」に続く石井隆監督・脚本の″名美″と″村木″の物語。撮影は笠松則通が担当。

あらすじ

おとり捜査のため池島組に潜入していた麻薬Gメン、土屋満の死体が横浜港に浮かんだ。殉職どころか、汚職の嫌疑をかけられ犬死にした夫の無実を信じるのは妻の名美だけ。しかも彼女は満の葬式の日、池島組の組員たちにレイプされる。名美は絶望のあまり自殺を図るが一命を取りとめ、そして夫殺しの犯人は池島組会長である池島政信であると睨み、池島の命を狙おうとする。だが別の鉄砲玉が池島に襲いかかる場面に遭遇、そこで村木哲郎に出会う。池島を殺すことに失敗した名美はまたもや自殺を図るが、村木に助けられ、池島組にかかわるのは止めろと忠告される。しかし、村木と名美は池島組の幹部とクラブホステスとして再会する。村木の心配をよそに池島に接近する名美は池島の情婦となっていく。ある夜、ベッドの隣りに眠っている池島を名美は殺そうとして失敗、激怒した池島によって囚われの身になり、村木の舎弟である柴田にいたぶられる。そこでも村木の仲介で名美は命までとられなかったものの、シャブ漬けにされ、場末のバーに売られる。すっかり変わり果て、荒んだ毎日を送る名美を助けだし、介抱してやったのはまたもや村木だった。立ち直った名美は村木に銃の撃ち方を教えてほしいと頼む。お互いの心の傷をなめあうように、2人はいつしか愛し合うようになっていった。そしてある日、池島組に警察のガサ入れが入った。村木に誘導され、屋上に逃げた池島の前に拳銃を持った名美が現れる。夫を殺した犯人の名を問う名美が油断した隙に銃を奪い、名美を追い詰める池島。その時、池島に向けられた村木の銃が火を吹いた。さらに組長を助けようとやって来た柴田と村木は壮絶な死闘を繰り広げるが、村木は何とか柴田を倒す。だが、その村木が持っていた銃が夫のものであったことから、名美は村木こそ夫を殺した男であることを知る。村木もまた、満よりずっと前から池島組に潜入していた刑事であり、自分の身を守るためやむを得ず満を殺したのだった。真相を知った名美は泣き叫びながら、近づいてくる村木を撃ってしまう。斃れた村木を抱きしめる名美。そして夜が明けようとしていた。

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