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私を抱いてそしてキスして

  • わたしをだいてそしてきすして
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  • 平均評点

    60.7点(19人)

  • 観たひと

    40

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1992
公開年月日 1992/11/14
上映時間 108分
製作会社 東映東京撮影所(製作協力…セントラル・アーツ)
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督佐藤純彌 
脚本田部俊行 
麻生かさね 
高橋洋 
原作家田荘子 
企画黒澤満 
坂上順 
企画協力井波洋 
プロデューサー小島吉弘 
撮影池田健策 
美術小澤秀高 
音楽渡辺俊幸 
主題歌来生たかお 
録音柿沼紀彦 
照明増川弘邦 
編集西東清明 
助監督鳥井邦男 
スチール加藤光男 

キャスト

出演南野陽子 合田圭子
赤井英和 高野晶
南果歩 津島美幸
三浦友和 久留米和夫
太川陽介 田辺謙一
田村高廣 樺山茂樹
平田満 萩原卓郎
三谷昇 小山内洋一
吉行和子 佐々木佳子
柳沢慎吾 小林篤
堂ノ脇恭子 常本かおり
ナレーション檀ふみ 

解説

エイズ感染者の女性が、恋人やジャーナリストに励まされながら懸命に生きていく姿を描く人間ドラマ。監督は「おろしや国酔夢譚」の佐藤純彌、家田荘子の大宅賞受賞の同名ノンフィクション(文藝春秋・刊)を原作に、「仁義 JINGI」の田部俊行、麻生かさね、高橋洋が脚色、撮影は「本気!(1991)」の池田健策が担当。

あらすじ

旅行代理店に勤めるOL・合田圭子は、ある日突然自分がエイズ感染者である事実を知る。学生時代の恋人が、海外での大事故による輸血が原因で感染していたのだ。そんな彼女の前に、津島美幸というジャーナリストが現れた。美幸は感染者が受けている差別や偏見の実態を取材し、マスコミを通じてエイズに対する真の理解を得ようとしていた。圭子には感染事実を知り、気落ちしている時に出会った高野晶という恋人がいたが、彼女は晶に自分が感染者であることを告白できずにいた。自殺未遂の果てに圭子は遂に打ち明けるが、晶はその事実を受け止めることが出来ず、彼女の許を去っていく。会社も辞め、深く傷ついていた圭子のもとを美幸は何度も訪ねていく。最初は拒否する圭子だったが、美幸の真摯な態度に徐々に心を開いていった。だが美幸自身の中にも感染者に対する偏見があることに気づく。そんなある日、圭子は自分が妊娠していることを知る。子供もまた感染しているのではないかと不安にかられる彼女の前に、晶が戻ってきた。そして2人で子供を育てよう、抱いて、キスしてあげようと誓い合う。子供は無事生まれ、感染もしていなかった。圭子はそれから数カ月後に逝ってしまった。だがそれは精一杯充実した人生だったと美幸は考えるのだった。

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