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ふたり(1991)

  • ふたり
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  • 平均評点

    76.0点(209人)

  • 観たひと

    315

  • 観たいひと

    22

  • レビューの数

    35

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1991
公開年月日 1991/5/11
上映時間 150分
製作会社 ギャラック=ピー・エス・シー=NHKエンタープライズ
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督大林宣彦 
脚本桂千穂 
原作赤川次郎 
製作川島國良 
大林恭子 
田沼修二 
プロデューサー大林恭子 
太田智朗 
小出賀津美 
撮影長野重一 
美術薩谷和夫 
音楽久石譲 
主題歌大林宣彦&FRIENDS:(「草の想い」)
録音林昌平 
横溝正俊 
照明島田忠昭 
編集大林宣彦 
助監督上山勝 
スチール久井田誠 

キャスト

出演石田ひかり 北尾実加
中嶋朋子 北尾千津子
富司純子 北尾治子
岸部一徳 北尾雄一
尾美としのり 神永智也
増田恵子 内田祐子
柴山智加 長谷部真子
中江有里 前野万里子
島崎和歌子 中西敬子
吉行和子 万里子の母
ベンガル 真子の父
入江若葉 真子の母
奈美悦子 担任の先生
竹中直人 精神科医
頭師佳孝 変な男
大前均 トラックの運転手
藤田弓子 坂道の婦人

解説

尾道を舞台に、亡き姉の幽霊に見守られながら成長していく多感な少女の姿を描く。赤川次郎原作の同名小説の映画化で、脚本は「菩提樹 リンデンバウム」の桂千穂が執筆。監督は「北京的西瓜」の大林宣彦。撮影は同作の長野重一がそれぞれ担当。

あらすじ

ドジでのろまな夢見る14歳の実加(石田ひかり)は、優しい両親と自分とは正反対のしっかり者の姉・千津子(中嶋朋子)に囲まれて幸せな日々を送っていた。ところがある朝、学校へ行く途中、忘れ物を取りに戻ろうとした千津子は、突然動き出したトラックの下敷きになって死んでしまい、その事故のショックで母・治子(富司純子)はノイローゼ気味になってしまう。実加はけなげにも姉の代わりを演じようと、ひとり明るく振る舞うが、ある日、変質者に襲われかけた実加は、死んだ千津子の幽霊に助けられる。その日以来、実加が難関にぶつかると千津子が現れ、“ふたり”で次々と難関を突破してゆく。そして千津子に見守られながら、日に日に美しく素敵な少女に成長していく実加は、第九のコンサート会場で、姉の知り合いだったという青年・智也(尾美としのり)に出会い、ほのかな想いを抱くようになる。やがて16歳になった実加は、千津子と同じ高校へ進学。演劇部へ入部し、千津子が生前演じたミュージカルの主役に抜てきされるが、そんな実加をやっかむいたずら電話により、治子は倒れて再び入院する。それと同時に北海道へ単身赴任していた父・雄一(岸部一徳)の浮気が発覚する。崩れかける家族の絆を必死に守ろうとする実加と、それを見守る千津子。そして、実加がそんな事態を乗り越えた時、それは千津子との別れの時でもあった。こうして自立していく実加は、この出来事を本に書き残そうと心に決めるのだった。

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