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影なき声

  • かげなきこえ
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  • 平均評点

    67.0点(28人)

  • 観たひと

    48

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/10/22
上映時間 92分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督鈴木清順 
脚色秋元隆太 
佐治乾 
原作松本清張 
企画岩井金男 
撮影永塚一栄 
美術坂口武玄 
音楽林光 
録音米津次男 
照明三尾三郎 
編集鈴木晄 

キャスト

出演二谷英明 石川汎
南田洋子 小谷朝子
高原駿雄 小谷茂雄
宍戸錠 浜崎
芦田伸介 村岡
金子信雄 川井
野呂圭介 
長弘 畠中
内藤武敏 三村次長
雪丘恵介 高橋康次
谷川玲子 高橋節子
近藤宏 小林
石塚みどり マリ
松下達夫 石丸
小園蓉子 まゆみ
柳谷寛 鈴本
初井言栄 鈴本ヤス
鎌田みち子 女の子
緑川宏 八木教授
上野山功一 清水助手
凡平純 巡査白塚
横田陽子 管理人のおかみ

解説

松本清張の短篇推理小説『声』の映画化。「悪魔と天使の季節」の共同脚色者の一人・秋元隆太が「暗黒街の美女」の佐治乾と共同で脚色し、「青い乳房」のコンビ鈴木清順・永塚一栄がそれぞれ監督・撮影を担当した。出演は「青い乳房」の二谷英明、「銀座の沙漠」の南田洋子、「裸の太陽」の高原駿雄、それに宍戸錠・芦田伸介・金子信雄ら。

あらすじ

毎朝新聞の事件記者・石川汎はある日一人の婦人を見て首をかしげた。その婦人は三年前、社の交換手をしていた高橋朝子だった。彼女は小谷茂雄と結婚しているが、交換手時代ふとした事から殺人犯人の声を聞いてしまった。いまだにその不気味な声が耳について離れず、悩まされていた。彼女の夫・茂夫は小心者で、大東京広告社で浜崎社長の部下として働いていた。ある日得意先を招待し、茂雄の家で麻雀をすることになった。薬局の川井、ビリヤード屋の村岡が客である。浜崎の来るのが遅いので、朝子は電話をかけた。電話口からもれて来た声--彼女は例の不気味な声に余りにも酷似した彼の声に慄然とした。三年前の事件を報ずる新聞の、「質屋殺人事件、殺人現場から犯人の声、深夜、偶然に聞いた電話交換手」……などの見出しが甦って来た。数日後、茂雄が浜崎と喧嘩をして血だらけで帰って来た。しかも浜崎は郊外で死体となって発見された。茂雄は容疑をかけられ留置された。朝子を訊ね事情を聴取した石川は、アリバイがあることを発見し、調査に乗り出した。彼は第一に麻雀のメンバーの一人・川井を訪ねた。得たことは浜崎から恐喝されているということ、茂雄に浜崎と手を切れとすすめたこと、そしてバーで飲んでいたというアリバイであった。村岡を訪ねた石川はその乾分からマリという情婦のことを聞き出した。そして小平町に家があることも。村岡はその時はプロレスのテレビを見てい、朝まで飲み明かしたと申立てた。しかし村岡が二十分ばかり中座したことを聞き出し、石川は彼への疑いを濃くした。実地検証の結果、殺人現場は田端駅近くの貯炭場であることと、茂雄の犯行自白が発表された。朝子は夫の無実を信じ、石川と共に秘かに村岡の身辺を探っていた。二人は貯炭場を訪れ、そこで犯人の思わぬ失敗を見つけた。殺人当日は土砂降りだったのに、そこに落ちていた黒いボストンバッグは濡れていなかったというのこ。しかし、二十分という時間を考えると、総ては不可解であった。石川は帰宅後ポケットから出て来た貯炭場の石炭の粉を見て暗示を与えられた。彼は小平町に村岡を呼び出した。先廻りした石川は刑事と共に女の家に張込んだ。村岡は総てを自白した。それによると、彼は川井に命令されて小平で殺人を行い、石炭の粉に着目し、あたかも貯炭場で殺したように死体に粉をつけて偽の殺人現場を作ったのであった。

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