男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

新作登録のお知らせ

KINENOTE公式Twitter

真昼の暗黒

  • まひるのあんこく
  • Darkness At Noon
  • Darkness At Noon

amazon


  • 平均評点

    77.9点(56人)

  • 観たひと

    85

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/3/27
上映時間 122分
製作会社 現代ぷろだくしょん
配給 独立映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督今井正 
脚本橋本忍 
製作山田典吾 
撮影中尾駿一郎 
美術久保一雄 
音楽伊福部昭 
録音空閑昌敏 
照明平田光治 

キャスト

出演草薙幸二郎 植村清治
松山照夫 小島武志
矢野宣 青木庄市
牧田正嗣 宮崎光男
小林寛 清水守
左幸子 永井カネ子
内藤武敏 近藤弁護士
菅井一郎 山本弁護士
中村栄二 及川裁判長
下元勉 西垣幸治巡査
加藤嘉 大島司法主任
清水元 浅山署長代理
織田政雄 皆川刑事
陶隆 亀山刑事
市村昌治 井上刑事
織本順吉 杉田刑事
久松保夫 警察医
山茶花究 白木検事
芦田伸介 吉井判事
三田国夫 立石判事
戸田春子 愛子
相生千恵子 松尾夏江
飯田蝶子 植村つな
鈴木洋子 植村良子
日高ゆりえ 永井辰子
新山幸三 永井哲夫
北林谷栄 宮崎里江
玉川伊佐男 清水勉
城久美子 清水道子
武田正憲 清水磯吉
夏川静江 清水保子
山村聡 雄二
野浜建 仁料孫吉
於島鈴子 仁料たね
嵯峨善兵 高橋由造
畑中蓼坡 青木の老爺
五月藤江 青木の老婆
小笠原章二郎 竹内甚造
殿山泰司 松村宇平
原芳子 宇平のおかみさん
島田屯 久保田勇
利根司郎 看守
石島房太郎 安原弁護士

解説

弁護士正木ひろしの著書「裁判官--人の命は権力で奪えるものか」より、「生きとし生けるもの」の橋本忍が脚本を書き、「由起子」のコンビ、今井正が監督、中尾駿一郎が撮影を担当した。主なる出演者は新人群として、民芸の草薙幸二郎、中芸の松山照夫、牧田正嗣、俳優座の矢野宜、新協の小林寛の他、「神阪四郎の犯罪」の左幸子、「ビルマの竪琴(1956)」の内藤武敏、北林谷栄、「赤ちゃん特急」の飯田蝶子、「早春」の山村聡など。

あらすじ

瀬戸内海に近い三原村で小金を貯めこんでいるという噂のある仁科老夫婦が惨殺され、その翌朝、皆川、矢口両刑事は笠岡市の遊廓から小島武志を検挙した。ジャンパーの血痕、指先の血糊--動かぬ証拠をつきつけられた小島は流石に色を失っていた。だが捜査本部では単独犯では片づけられない種々の事情から判断して、小島の口から共犯の事実を吐かせようと躍起になった。そして小島と同じ土工仲間の植村、青木、宮崎、清水の四人が浮び上った。連日の厳しい訊問に心身共に疲れ果てた小島は、夢遊病者のように四人も共犯だと自白させられた。緊急手配によって四人は次々に挙げられ、植村の内妻カネ子も取調べを受けた。一年後の秋、食堂の給仕女として働くカネ子は、そこではからずもこの事件を担当する近藤、山本両弁護士に逢い、植村の証しを立ててくれるようにと懇願し、差入れのために乏しい給料の中から数枚の紙幣を渡すのだった。結審の日、多数犯を強調する鋭い検事の最終弁論を、訥々と反発する近藤弁護人の額には、脂汗が滲んでいた。彼は小島の遊興費欲しさの単独犯だと主張するのである。その主張は理路整然とし、今や小島の単独犯は動かすことのできない事実であるかに思われた。しかし、判決の日、小島のでたらめな陳述と西垣巡査の保身の証言のため、弁護人の努力、家族たちの嘆きをよそに、植村は死刑、小島は無期、青木は十五年、清水と宮崎は十二年の懲役が宣告された。複雑な気持で食事に出かける近藤弁護士は、最高裁判で闘う決意を固めていた。拘置所の面会室では、植村と母が顔を見合わせていた。黙って走り去る母の背後に絶叫した。お母さん、まだ最高裁判があるんだ」と。

関連するキネマ旬報の記事

1989年1月下旬号

VIDEO:スポット・ライト 「真昼の暗黒」

1964年増刊 シナリオ3人集 橋本忍・水木洋子・新藤兼人

橋本忍:真昼の暗黒

1959年11月上旬号

特集 映画と日本の政治 「真昼の暗黒」から「人間の壁」まで:日本映画の政治意識

特集 映画と日本の政治 「真昼の暗黒」から「人間の壁」まで:対立の中の人間像 「人間の壁」を見て

特集 映画と日本の政治 「真昼の暗黒」から「人間の壁」まで:政治小説と政治映画

1958年臨時増刊 目で見る日本映画の六十年

4・終戦から大型映画まで:「真昼の暗黒」その他

1957年2月下旬号

レットル・フランセーズ紙の「真昼の暗黒」批評:

1956年6月下旬号

旬報論壇:「真昼の暗黒」の行方-について

1956年5月下旬号

日本映画批評:真昼の暗黒

1956年5月上旬号

旬報論壇:「真昼の暗黒」の行方

1956年3月下旬号

特集批評 「真昼の暗黒」:リアリズムと娯楽性

特集批評 「真昼の暗黒」:裁判と偏見

特集批評 「真昼の暗黒」:この映画の社会性

特集批評 「真昼の暗黒」:新らしい大衆映画

特集批評 「真昼の暗黒」:官僚独善に対する追究

特集批評 「真昼の暗黒」:芸術家と「責任」の問題

特集批評 「真昼の暗黒」:弁護内容の表現が卓抜

特集批評 「真昼の暗黒」:素直な感動

日本映画紹介:真昼の暗黒

1956年2月下旬号

新作グラフィック:真昼の暗黒

1956年2月上旬ベスト・テン発表記念号

「真昼の暗黒」と今井演出:

1955年11月上旬号

シナリオ:真昼の暗黒 正木ひろし「裁判官」より