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女の座

  • おんなのざ
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  • 平均評点

    75.0点(57人)

  • 観たひと

    94

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/1/14
上映時間 111分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督成瀬巳喜男 
脚本井手俊郎 
松山善三 
製作藤本真澄 
菅英久 
撮影安本淳 
美術中古智 
音楽斎藤一郎 
録音下永尚 
照明石井長四郎 
スチル秦大三 

キャスト

出演笠智衆 石川金次郎
杉村春子 石川あき
高峰秀子 石川芳子
大沢健三郎 石川健
草笛光子 石川梅子
司葉子 石川夏子
星由里子 石川雪子
加東大介 田村良吉
三益愛子 田村松代
北あけみ 田村靖子
小林桂樹 石川次郎
丹阿弥谷津子 石川蘭子
坂部尚子 石川チエ子
坂部紀子 石川タエ子
三橋達也 橋本正明
淡路恵子 橋本路子
夏木陽介 青山豊
宝田明 六角谷甲
団令子 金森静子
小西ルミ 鈴木美枝
潮田満 佐々木竜雄
関田裕 小宮
一の宮あつ子 小宮の母
音羽久米子 小宮の妻
三田照子 下宿人A
塩沢とき 下宿人B
大村千吉 

解説

「ベビーギャングとお姐ちゃん」の井手俊郎と「二人の息子」の松山善三が共同で脚本を執筆、「妻として女として」の成瀬巳喜男が監督した家庭劇。撮影もコンビの安本淳。

あらすじ

秋晴れのある日、バスから降りた松代が石川屋という荒物店に駆け込んだ。父金次郎の枕元には家族一同がほっとした面持ちで坐っていた。一時はあやぶまれた金次郎も、どうやら持ち直したのだ。松代は先妻の長女で、年下の夫良吉とアパートを経営しているが、その夫は下宿人と逃げてしまった。父の後妻あきといくらも年齢の違わない松代は、映画館の切符売りをしている五女雪子に招待券を貰ってそそくさと帰っていった。生花の師匠で婚期のすぎた次女梅子は、そんな姉が気にくわない。次男の次郎は妻蘭子とラーメン屋を開いているが、失業中の女夏子に店を手伝って貰うことに決めた。この家で唯一の他人である長男の未亡人芳子は、一人息子で石川屋の後継ぎの健を頼りに生きている。さて、美人の夏子は次郎の店蘭々亭で客受けがよいが、蘭子は面白くない。夏子は常連で気象庁勤めの無骨者青山に好意をもつようになった。青山を知る雪子は「姉さん好み……」などとからかうのだった。そんなとき九州から三女路子と夫の正明が上京してきた。当分居る気らしい。秋も深まった。芳子の亡夫の三回忌の日、仲人好きの住職は一流会社の技術員小宮を芳子に引き合わせた。墓参の帰路、料亭にくつろいだとき、正明は実は会社をクビになって九州を出てきたと打ち明けた。松代は正明夫婦に空いている部屋を占領されては面倒と、慌てて入れた下宿人が、六角谷というあきが初婚に破れたとき婚家に産み残してきた子であった。奇しきめぐり合わせに石川屋の人々はおどろき、あきは嬉し涙にくれた。男ぎらいの梅子と松代の娘靖子が六角谷を好きになった。が、六角谷は芳子の姿に母の面影を見るのだった。そんな六角谷が外車ブローカーで、警察にあげられたことがあると判って、芳子は梅子をたしなめた。晩秋になって間もなく夏子の見合いの相手小宮のブラジル行きがきまった。夏子を想う青山も、富士山頂の観測所へ転勤するという。そして、夏子は小宮を選んだ。石川屋の店はすでに正明夫婦が牛耳っている。ある日、金次郎夫婦は、芳子と郊外に立った。今は帰る家とてもない芳子に金次郎はいたわりの思いをこめて「いつまでも一緒に、のんびり暮らそう」といった。

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