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富士山頂(1970)

  • ふじさんちょう
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  • 平均評点

    66.0点(52人)

  • 観たひと

    102

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル 文芸
製作国 日本
製作年 1970
公開年月日 1970/2/28
上映時間 125分
製作会社 石原プロモーション
配給 日活
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督村野鐵太郎 
脚色国弘威雄 
原作新田次郎 
企画中井景 
製作石原裕次郎 
二橋進悟 
久保圭之介 
撮影金宇満司 
美術横尾嘉良 
音楽黛敏郎 
録音紅谷愃一 
照明椎葉昇 
編集渡辺士郎 
スチル土屋豊 

キャスト

出演石原裕次郎 梅原悟郎
山崎努 伊石昇
渡哲也 加田雄平
芦田伸介 葛木章一
佐藤允 辰吉
中谷一郎 岡田
本郷淳 川西
市原悦子 茂子
星由里子 美津子
宇野重吉 村岡
山内明 中林
東野英治郎 加納
金井進二 寺崎
古谷一行 荒木
露口茂 富沢
清水将夫 伊佐山
神山繁 主計官
信欣三 初老の男
玉川伊佐男 植松
加藤武 山中
小瀬格 大田
田中邦衛 馬方
武藤章生 管野
浜田光夫 測候所員
勝新太郎 朝吉

解説

新田次郎の同名小説(文芸春秋社刊)を「風林火山」の国弘威雄が脚色し、「闇を裂く一発」の村野鐵太郎がメガホンをとった人生もの。撮影は「栄光への5000キロ」の金宇満司が担当。

あらすじ

三七七四メートルの富士山頂。ここにレーダーを設置できれば、南方八百キロメートルに近づいた台風をキャッチできる。気象庁側器課長の葛木は台風の被害を少しでも減らすべく、富士山レーダーとりつけに情熱を燃していた。大蔵省へ歩を運ぶこと三年、葛木の夢は実を結ぶこととなった。三菱電機技術部員、梅原もまた技術者の立場から富士山レーダーに情熱をかけ、大成建設の伊石とともに山頂の気圧や地盤について調査していた。建設予算二億四千万円、三菱電機、大成建設による工事が始った。霧の晴れ間を縫って朝吉の率いる荷馬車隊が登って行く。七合八勺までくると荷物は馬から強力にかわって運ばれる。そんな中で辰吉はブルドーザーを運転した。これは馬にのみ頼ってきた朝吉親分を驚かせた。零下三十度、風速は常に二十メートル。酷寒、低気圧の中で梅原らの難作業は続いた。直径九メートル、重量五百キロのドームを基礎台にはめこむ作業は技術陣を緊張させた。人々が固唾をのんで見守る中を加田が操縦するヘリコプターがゆっくり下降、ドームは土台と完全に結合した。壮挙は終った。大自然と闘って据えつけられた気象用レーダーは今、台風の砦となって活動している。

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