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男はつらいよ 噂の寅次郎

  • おとこはつらいようわさのとらじろう
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  • 平均評点

    70.7点(266人)

  • 観たひと

    363

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    58

基本情報

ジャンル ドラマ / コメディ
製作国 日本
製作年 1978
公開年月日 1978/12/27
上映時間 105分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
朝間義隆 
原作山田洋次 
企画高島幸夫 
小林俊一 
製作島津清 
撮影高羽哲夫 
美術出川三男 
音楽山本直純 
録音中村寛 
松本隆司 
照明青木好文 
編集石井巌 
製作進行玉生久宗 
助監督五十嵐敬司 
スチール長谷川宗平 

キャスト

出演渥美清 車寅次郎
倍賞千恵子 さくら
大原麗子 荒川早苗
下絛正巳 竜造
三崎千恵子 つね
前田吟 
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
中村はやと 満男
笠智衆 御前様
室田日出男 添田肇
泉ピン子 小島瞳
志村喬 諏訪ひょう一郎
桜井センリ 友子の亭主
吉田義夫 おさくの父親
大滝秀治 旅の雲水

解説

昭和四十三年に登場して、今正月で十年目を迎えた二十二作目の今回は、マドンナに大原麗子、寅さんの恋敵に室田日出男を起用して、泉ピン子が脇をかためている。脚本は「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫が担当している。

あらすじ

旅先で偶然、博の父、[風票]一郎と出会った寅は、そこで、[風票]一郎に人生のばかなさについて諭され、「今昔物語」の本を借りて、柴叉に帰った。その頃、“とらや”では、職業安定所の紹介で、荒川早苗が店を手伝っていた。寅は帰るや否や、家族を集めて、[風票]一郎の受売りを一席ブツのだった。翌朝、修業の旅に出ると家を出ようとするところに、早苗が出勤して来た。彼女の美しさにギョッとする寅だが、旅に出ると言った手前、やむなく、店を出た。通りを歩いていると、さくらに出会った寅は急に腹痛を訴えるのだった。救急車で病院に担ぎ込まれた寅だが、たいしたこともなく、家に帰った。早苗が現在、夫と別居中であることを聞いて、寅はウキウキしながらも、彼女を励まし、力づけた。彼女も寅の優しい心づかいに、思わず涙ぐみ、“寅さん、好きよ”とまで言うので、“とらや”一家やタコ社長の心配はつのる一方であった。ある日、早苗は義兄の添田に夫の離婚届を渡された。高校で教師をしている添田は密かに彼女を慕っていた。暫くして、早苗の引っ越しの日、手伝いに出かけた寅は、そこで生徒を連れてキビキビと働く添田を紹介された。気やすく早苗に話しかける寅に、撫然とする添田だった。やがて、そんな添田が、“とらや”に早苗を訪ねてきた。添田は外出している早苗を暫く待っていたが、意を決するように立ち上がると、手紙と預金通帳を、早苗に渡すように、寅に託して立ち去るのだった。添田が出て行くと、入れちがいに早苗が戻って来た。その手紙は、「僕は学校を辞めて、故郷の小樽に帰るが、早苗は、頑張って生きて欲しい」という内容で、預金通帳には、百万円の数字が一行目に記入されていた。添田の気持を悟った寅は、「早く後を追え、今ならまだ駅にいる」と躊躇する早苗を説得するのだった。寅の顔を凝視していた早苗は、振り返ると、駅に向かって駈けだした。翌朝、例によって、家族の止める声を背に受けて、旅に出る寅の姿があった……。

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