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彼のオートバイ、彼女の島

  • かれのおーとばいかのじょのしま
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  • 平均評点

    65.2点(114人)

  • 観たひと

    178

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    17

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1986
公開年月日 1986/4/26
上映時間 90分
製作会社 角川春樹事務所
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督大林宣彦 
脚本関本郁夫 
原作片岡義男 
製作角川春樹 
プロデューサー森岡道夫 
大林恭子 
撮影阪本善尚 
美術薩谷和夫 
音楽監督宮崎尚志 
音楽プロデューサー石川光 
主題歌原田貴和子:(「彼のオートバイ、彼女の島」)
録音林昌平 
稲村和己 
照明高野和男 
編集大林宣彦 
助監督内藤忠司 
スチール芳賀雅義 
久井田誠 

キャスト

出演原田貴和子 白石美代子
渡辺典子 沢田冬美
竹内力 橋本巧
高柳良一 小川敬一
峰岸徹 小野里
山下規介 桃田
中康次 沼瀬
尾崎紀世彦 村田
田村高廣 白石康一郎
小林稔侍 新聞記者
岸部一徳 新聞記者
望月真実 小川の女友達
泉谷しげる トラック野郎
根岸季衣 道草のママ
三浦友和 沢田秀政

解説

初夏の信州で知り合った男女が、オートバイを通して結ばれていくまでを描く。片岡義男原作の同名小説の映画化で、脚本は「姉妹坂」の関本郁夫、監督は同作の大林宣彦、撮影は「さびしんぼう」の阪本善尚かそれぞれ担当。主題歌は、原田貴和子(「彼のオートバイ、彼女の島」)。

あらすじ

橋本巧は、音楽大学に通うかたわら、プレスライダーのアルバイトをしている。ある日、彼の前に妹、冬美とのただならぬ仲の責任をとれと、先輩ライダー、沢田が詰めよってきた。巧は心の整理をつけるため、オートバイで信州にひとり旅にでる。冬美との出来事を回想する彼の前に、不思議な透明感を漂わせる女性か現われた。オートバイに興味を示したその女性、ミーヨこと白石美代子と、巧はひなびた温泉で再会する。東京に戻った巧は、沢田からの決闘の申し込みを受け、勝負に勝つ。だが、数日後、冬美に別れを告げた。従順で泣いてばかりいる、人形のような彼女に物足りなさを覚えていたのだ。ミーヨと文通を続けながら、巧の心の中にミーヨが入って来た。夏が訪れ、巧はミーヨの故郷である瀬戸内の島へ出かけた。二人の絆は、より確かなものとなっていく。秋になり、ミーヨが東京に出てきた。巧はミーヨと連れだった、行きつけのスナック・道草で、久しぶりに冬美と会った。道草の専属歌手としてステージで歌う彼女は、別人のように明るく、今は巧の友人、小川の恋人になっていた。ミーヨは巧のバイクに乗りはじめ、バイクの虜になっていく。そして、はやく大型バイクの免許をとりたいと巧にせがむのだった。だが、巧はミーヨのライディングを見た沢田の「バイクに乗ることにかけては天才だが、あのまま乗っていると彼女は死ぬ」との言葉に躊躇していた。ある雨の日、無断でミーヨが巧の750CCに乗ったため二人は喧嘩をした。数日後、ミーヨが巧のバイクと共に姿を消した。彼の知らない間に大型の免許をとったらしい。冬美が小川の子供を身篭った。それを知ったミーヨから、冬美に産着が届いた。「俺のバイクで、彼女の島に行け」と言う小川。巧はバイクに飛び乗った。そしてミーヨの島で、仲良くツーリングする二人の姿があった。

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