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男はつらいよ 寅次郎真実一路

  • おとこはつらいよとらじろうしんじついちろ
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  • Tora-san's Forbidden Love

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  • 平均評点

    70.6点(216人)

  • 観たひと

    302

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    42

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1984
公開年月日 1984/12/28
上映時間 107分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
朝間義隆 
原作山田洋次 
企画小林俊一 
製作島津清 
中川滋弘 
撮影高羽哲夫 
美術出川三男 
音楽山本直純 
録音鈴木功 
松本隆司 
照明青木好文 
編集石井巌 
助監督五十嵐敬司 
スチール長谷川宗平 

キャスト

出演渥美清 車寅次郎
倍賞千恵子 さくら
大原麗子 富永ふじ子
下絛正巳 車竜造
三崎千恵子 つね
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
吉岡秀隆 満男
前田吟 諏訪博
笠智衆 御前様
津島恵子 静子
風見章子 和代
辰巳柳太郎 進介
美保純 あけみ
米倉斉加年 富永健吉

解説

人妻に想いを抱く寅次郎の姿を描く「男はつらいよ」シリーズ34作目。脚本は「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆。監督も山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。

あらすじ

秋のある日、とらやでは一騒動が持ち上がっていた。裏のタコ社長の娘・あけみが、夕食のおかずのことで夫婦ゲンカして実家へ舞い戻ってきたのだ。そんな騒ぎの中、旅から寅次郎が戻ってき、たらまちタコ社長といつもの大ゲンカになってしまう。とらやを飛び出した寅次郎は、上野近くの焼き鳥屋へ行き、そこで知り合った富永健吉にごちそうになる。富永は証券会社に勤めるサラリーマンだった。ごちそうになりっぱなしじゃ申し訳ないと、後日、寅次郎は彼の会社を訪ねた。その晩も二人は例の焼き鳥屋で一杯飲んで、すっかり意気投合。酔った寅次郎は茨城県牛久沼の健吉の家にやっかいになる。翌日、彼が目を覚ました時は、もうすっかり日が高くなっていた。寅次郎が壁にかかった北原白秋の色紙をボンヤリ眺めていると、後ろで健吉の妻・ふじ子の声がし、その清楚な美しさに、彼は見惚れてしまった。健吉は七時半から会議だといって、朝六時に出て行ったという。数日後、寅次郎は再び牛久沼を訪ねた。が、ふじ子の様子がおかしい。健吉が先週の金曜に家を出たっきり帰ってこないと言うのだ。何かあったらすぐ連絡しろよと言い残し、寅次郎は牛久沼を後にした。とらやに戻った寅次郎は、占いで健吉が北海道にいると出たから、探しに行くためにお金を借してくれとまた騒動を起こす。ふじ子が息子の隆を連れてとらやを訪ねて来た。二人を慰めようとする寅次郎の考えだった。とらやの人々に囲まれて、久しぶりにふじ子に笑顔が戻った。ふじ子と隆を送って行く道すがら、これからも相談相手になってほしいと言われた寅次郎は、有頂天になり、頼もしげにうなずくのだった。ある日、健吉を彼の故郷・鹿児島で見た、と耳にしたふじ子は東京を発った。それを知った寅次郎も後を追う。二人は健吉の行きそうな所をあたるが、見つけることはできなかった。柴又に戻った寅次郎は、ふじ子に恋をしている自分に気づき思い悩んでいた。もし健吉が戻らなければ、ふじ子と夫婦になれるかもとまで考え、自分の醜さに耐えきれず旅に出る決心をする。そこに不精ヒゲをはやした健吉が現れた。寅次郎は彼を叱咤し、牛久沼に連れて行く。そして、いつ帰るとも知れない旅に出た。

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