男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

キツツキと雨

  • きつつきとあめ
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    74.6点(828人)

  • 観たひと

    1226

  • 観たいひと

    129

  • レビューの数

    123

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2011
公開年月日 2012/2/11
上映時間 129分
製作会社 「キツツキと雨」製作委員会(企画・製作プロダクション オフィス・シロウズ=パレード)
配給 角川映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督沖田修一 
脚本沖田修一 
守屋文雄 
エグゼクティブプロデューサー井上伸一郎 
椎名保 
企画佐々木史朗 
嵐智史 
製作池田宏之 
籏啓祝 
油谷昇 
佐藤政治 
阿佐美弘恭 
喜多埜裕明 
プロデューサー春藤忠温 
佐藤美由紀 
大森氏勝 
撮影月永雄太 
美術安宅紀史 
音楽omu-tone 
音楽プロデューサー安井輝 
主題歌星野源:(「フィルム」)
録音岩丸恒 
照明高坂俊秀 
編集佐藤崇 
ラインプロデューサー久保田傑 

キャスト

出演役所広司 岸克彦
小栗旬 田辺幸一
高良健吾 岸浩一
臼田あさ美 
古舘寛治 鳥居
嶋田久作 
平田満 
伊武雅刀 
山崎努 

(C) 2011「キツツキと雨」製作委員会

解説

人里離れた山村にゾンビ映画の撮影にやってきた青年と、そこに暮らす父親のような木こりの男のふれあいを、ユーモアを交えて描いたハートフルドラマ。監督は「南極料理人」の沖田修一。出演は「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」の役所広司、「岳 ガク」の小栗旬、「軽蔑」の高良健吾。

あらすじ

人里離れた山間の村。木こりの岸克彦(役所広司)は、早朝から仲間と山林に入り、木々を伐採して生計を立てていた。妻に先立たれ、今は息子の浩一(高良健吾)と2人暮らし。定職に就かずにふらふらしている浩一に、克彦は憤りを覚えていた。妻の三回忌はもうすぐ。ある朝、田舎道を行く克彦は、車が溝にはまって立ち往生している2人を発見する。ゾンビ映画の撮影にやってきた映画監督の田辺幸一(小栗旬)と鳥居(古舘寛治)だった。なりゆきから、2人を撮影現場まで案内することになった克彦は、そのままゾンビのメイクでエキストラ出演する羽目になる。木こり仲間たちから出演をネタにされ、まんざらでもない克彦。撮影途中の映像を見るラッシュ試写に呼ばれた彼は、小さく映る自分のゾンビ姿に思わず苦笑いする。傍らでは幸一が、自分の腕を噛みながら、苦々しい表情でスクリーンを見つめていた。現場では、大勢のスタッフやキャストから質問攻めにあい、頭が混乱して昏倒してしまう幸一。そこへたまたまやってきた克彦は、弁当を食べながら幸一に年齢を尋ねる。彼が25歳だと聞いた克彦は、生い茂る松の木を指さし、“あそこに松が生えてるだろ。あの木が一人前になるのに、ざっと100年はかかるよ。”と告げる。またある日、露天風呂から上がり、克彦と一緒にそばをすすっていた幸一は、父親が買ってきたビデオカメラをきっかけに、映画を撮り始めるようになったことを語る。しかし、実家の旅館を継がなかったことで、父親は後悔しているだろうと。克彦は“後悔なんかしてねえよ。自分の買ってきたカメラが息子の人生を変えたんだ。嬉しくてしょうがねえだろうよ。”と幸一を諭すのだった。やがて克彦は積極的に撮影を手伝うようになり、撮影隊と村人たちとの間に、少しずつ一体感が生まれてゆく。やがて、撮影はいよいよ佳境を迎える……。

関連するキネマ旬報の記事

2012年3月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評:「キツツキと雨」

2012年2月下旬決算特別号

UPCOMING 新作紹介:「キツツキと雨」

2012年2月上旬特別号

「キツツキと雨」:沖田修一「監督・脚本」インタビュー 作為的なものを感じさせないほうがきちんと届く気がする

「キツツキと雨」:寄稿 あのバウンド

「キツツキと雨」:作品評 沖田修一監督の日本映画の正統後継者としての資質