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半次郎

  • はんじろう
  • ----
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  • 平均評点

    55.9点(34人)

  • 観たひと

    52

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル 時代劇 / 戦争
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/10/9
上映時間 121分
製作会社 「半次郎」製作委員会
配給 ピーズ・インターナショナル
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督五十嵐匠 
脚本丸内敏治 
西田直子 
企画榎木孝明 
プロデューサー坂上也寸志 
撮影阪本善尚 
美術池谷仙克 
音楽吉俣良 
主題歌平原綾香:(「ソルヴェイグの歌」)
録音武進 
照明大久保武志 
編集川島章正 
助監督李潤午 
記録宮下こずゑ 
アクションコーディネーター諸鍛冶裕太 

キャスト

解説

幕末から明治初期にかけて西郷隆盛を支えて、西南戦争まで共に戦った薩摩藩士、中村半次郎の生涯を描く歴史大河ロマン。主演は本作の企画も担当した「桜田門外ノ変」の榎木孝明。人気ユニットEXILEのAKIRA(「ちゃんと伝える」)、「インスタント沼」の白石美帆が共演。監督は「長州ファイブ」の五十嵐匠。2010年9月11・12日鹿児島県伊佐市文化会館大ホールにて先行上映。

あらすじ

動乱の幕末、薩摩藩。貧しい下級武士の中村半次郎(榎木孝明)は、若い侍たちの中心的存在である西郷吉之助(田中正次)が京に上ると聞き、自分もその一員に加えてほしいと願い出る。その面会の場、半次郎は求められて西郷に剣の腕前を披露。これが、以後の人生を共にする2人の出会いとなった。上京すると、人並み外れた度胸のよさと剣の腕前が評判となり、半次郎の名前はたちまち世間に知れ渡る。ひたむきで大らかな人柄も仲間たちから慕われ、長州藩士の鮎川小次郎(葛山信吾)、煙管屋の村田伊兵衛(竜雷太)、同じ薩摩藩士の永山弥一郎(AKIRA)など、次々と交友関係を広げていく。中でも、伊兵衛の一人娘さと(白石美帆)とは、心を通わせ、互いに生涯忘れられない相手となる。その一方で、熾烈を極める幕府軍との戦い。一時は圧倒的な幕府軍により、窮地に追いつめられる。しかし、味方の士気を鼓舞した半次郎の活躍もあり、劣勢を覆して薩摩軍は勝利。明治新政府が樹立されると、武勲を評価された半次郎は陸軍少将にまで上り詰め、名を“桐野利秋”と改める。故郷を離れてから、すでに7年の月日が経っていた。しかし、明治新政府での有力者たちの奢侈ぶりと腐敗は目を覆うばかり。やがて、権力闘争に敗れた西郷とともに、半次郎は薩摩に帰っていく。その頃、近代化を急ぐ新政府は不平を抱く士族を弾圧、言論統制の圧政を敷く。不満を爆発させる薩摩の青年たち。彼らを見捨てることができず、半次郎は西郷を担ぎ出して反政府の旗を掲げる。薩摩の不利は明らかだったが、村田新八(坂上忍)、篠原国幹(永澤俊矢)、別府晋介(津田寛治)など、ともに下野した仲間たちも加わってくる。戦いは無謀だと参加を拒んだ弥一郎も、最後は半次郎の説得に応じて参加。50年ぶりの雪が桜島を覆った日、半次郎は弥一郎とともに、一万三千の薩摩軍を率いて東上する……。

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2010年10月下旬号

REVIEW 日本映画:「半次郎」