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史上最大の作戦

  • しじょうさいだいのさくせん
  • The Longest Day
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  • 平均評点

    74.0点(290人)

  • 観たひと

    433

  • 観たいひと

    58

  • レビューの数

    55

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 アメリカ
製作年 1962
公開年月日 1962/12/15
上映時間 0分
製作会社 20世紀フォックス映画
配給 20世紀フォックス
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演ジョン・ウェイン Lt._Colonel_Benjamin_Vandervoort
ロバート・ミッチャム Brig._General_Normancota
ヘンリー・フォンダ Brig._General_Theodore_Roosevelt
ロバート・ライアン Brig._General_James_M._Gavin
ロッド・スタイガー Destroyer_Commander
ロバート・ワグナー U._S._Ranger
リチャード・ベイマー Private_Dutchschultz
メル・フェラー Major_General_Robert_Haines
ジェフリー・ハンター Sergeant_Fuller
ポール・アンカ U._S._Ranger
サル・ミネオ Private_Martini
ロディ・マクドウォール Private_Morris
スチュアート・ホイットマン Lieutenant_Sheen
スティーヴ・フォレスト Captain_Harding
ロン・ランデル Joe_Willeams
Nicholas Stuart Lt._General_Omar_N._Bradley
ジョン・マイロン Rear-Sdmiral_Alan_G._Kirk
リチャード・バートン Raf_Pilot
ケネス・モア Capt._Colin_Maud
ピーター・ローフォード Lord_Lovat
リチャード・トッド Major_John_Howard
レオ・ゲン Brig._General_Parker
ジョン・グレグソン British_Padre
ショーン・コネリー Private_Flanagan
ジャック・ヘドレー Briefing_Officer
マイケル・メドウィン Private_Watney
ノーマン・ロシントン Private_Clough
ジョン・ロビンソン Admiral_Sir_Bertram_Ramsey
パトリック・バール Group_Captain_J._N._Stagg
レスリー・フィリップス Raf_Officer
Donald Rouston Raf_Pilot
フランク・フィンレイ Private_Coke
リンドン・ブルック Lieutenant_Walsh
Bryan Coleman Ronald_Callen
ニール・マッカラム Canadian_Doctor
Trever Reid General_Sir_Bernard_L._Montgomery
サイモン・ラック Air_Chief_Marshal_Sir_Trafford_Leigh_Mallory
Louis Mounier Air_Chief_Marshal_Sir_William_Tedder
シアン・フィリップス Wren
イリーナ・デミック Janine_Boitard
ブールヴィル Major_of_Colleville
ジャン・ルイ・バロー Father_Roulland
クリスチャン・マルカン Comander_Philippe_Kieffer
アルレッティ Madame_Barrault
Madeleine Renaut Mother_Superior
Georges Ribiere Sergeant_Guy_de_Montlaur
ジャン・セルヴェ Rear-Admiral_Jaujard
Georges Wiluson Alexandre_Renaud
フェルナン・ルドウ Louis
モーリス・ポリ Jean
アリス・ティソ The_Housekeeper
Jo D'Abray Naval_Captain
クルト・ユルゲンス Major_General_Gunther_Blumentritt
ヴェルナー・ヒンツ Field_Marshal_Erwin_Rommel
ポール・ハートマン Field_Marshal_Gerd_Von_Runtstedk
ゲルト・フレーベ Sergeant_Kaffee_Klatsch
ハンス・クリスチャン・ブレッヒ Major_Werner_Pluskat
Wolfgang Treiss Major_General_Max_Temsel
ペーター・ファン・アイク Lieut-Colonel_Ockr
ハインツ・ラインケ Colonel_Gosep_Pips_Priller
リチャード・マンチ General_Elich_Marcks
Ernst Schroeder General_Hans_Von_Salmuth
Karl Meisel Captain_Ernst_During
Heinz Spitzner Lieut-Colonel_Hellmuth_Meyer
ロベルト・フライターク Aide_To_Lieut._Cartis_Meyer
Til Kiwe Captain_Hellmuth_Lang
Alfred Jodl Colonel_General
ミハエル・ヒンツ Frau_Rommel
Paul Roth Colonel_Schiller
Hart Mut Rock Sergeant_Bergsdof
カール・ヨーン Lieut_Waffe_General
ライナー・ペンケルト Lieut.Major_Dietmar_Schonhetr_Fritz_Theen

解説

第二次大戦において連合軍側に徹底的勝利のチャンスを与えたノルマンディの攻防戦を描いたコーネリアス・ライアンのベスト・セラーを映画化した戦争スペクタクル。脚色はアメリカから「地上より永遠に」の原作者ジェームズ・ジョーンズとフランス「自由の大地」のロマン・ギャリー、デイヴィッド・パーセル、ジャック・セッドンがあたっている。監督は4人でうけもち、「橋」のベルンハルト・ビッキイが守備側のドラマ・シーンを「ベン・ハー(1959)」の戦車競走シーンを撮ったアンドリュー・マートンが攻撃側のスペクタクル・シーンを、「謎の要人悠々逃亡!」のケン・アナキンが攻撃側のドラマ・シーンを、「真昼の決闘」の編集者エルモ・ウィリアムスがそれぞれ演出している。撮影はジャン・ブールゴアン、ヘンリー・パージン、ウォルター・ウォティッツの3人が担当し、ノルマンジーの現場で6カ月間ロケを行った。「自由の大地」のダリル・F・ザナックの製作になるものである。音楽は「ワルソー・ゲットー」のモーリス・ジャール、主題歌をポール・アンカが作曲している。出演者はアメリカからジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ミッチャム、メル・ファーラー、スチュアート・ホイットマン、ロバート・ライアン、ジェフリー・ハンター、リチャード・ベイマー、エドモンド・オブライエン、ロバート・ワグナー、トミー・サンズ、ポール・アンカ、フェビアン、トム・トライオン、サル・ミネオ、レッド・バトンズ、エディ・アルバート、スティーヴ・フォレスト、レイ・ダントン。イギリスからケネス・モア、リチャード・バートン、リチャード・トッド、ピーター・ローフォード、レオ・ゲン、ロン・ランゲル、ショーン・コネリー、フランス側からはジャン・ルイ・バロー、マドレーヌ・ルノー、クリスチャン・マルカン、フランソワーズ・ロゼエ、アルレッティ、ブールヴィル、それにザナックに発見されてこの映画でデビューするイリナ・デミック。ドイツからはクルト・ユルゲンス、ウェルナー・ハインツ、ピーター・ヴァン・アイクなどが参加している。

あらすじ

1944年6月4日未明セーヌ河の湾曲部にあるドイツ西部軍B師団司令部で、司令官ロンメル元帥は家族の許へ帰ろうとしていた。連合軍の大陸侵入作戦を知らないわけではなかったがここ数週間は悪天候だし防御は完璧だった。同じ南部イングランドで300万近い連合軍を指揮するアイゼンハワー最高司令官は上陸作戦の日--D・DAYを決定しょうとしていた。遅い月の出と夜明け直後の干潮という絶対条件の揃うのは6月5~7日の3日間だが、英仏海峡は大しけが続いていた。5日は取り消され延期するとなれば19日か7月まで待たねばならない。最高首脳部会議は気象部員からの詳細な報告に基づき6日をD・DAYと最終決定した。フランスのレジスタンス向けの暗号放送は盗聴されたがヴェルレーヌの“秋の歌”が上陸作戦の開始を告げるものであることは覚えられなかった。5000雙からなる大船団はノルマンディへ南下し午前零時15分、米軍空挺部隊の降下から上陸作戦の火蓋は切られた。5時半の海上からの攻撃開始を西部軍総司令部が知ったのはその30分前、情婦エヴァの側にあったヒトラーやヘルリンゲンの自宅にいたロンメルが知ったのは5時間後だった。防御陣地は判断を誤った作戦会議のために殆ど無用の長物と化したが、激浪に苦しめられてきた連合軍を海辺に釘づけにして多大な損害を与えた。しかし物量を誇る連合軍は内陸深く侵入し上陸舟艇はノルマンディの海を覆った。“上陸作戦の最初の24時間は決定的なものになるだろう--この日こそ連合軍にとっても我々にとっても一番長い日になるだろう”とロンメルに言わせた6月6日は史上最大の作戦をもった連合軍の圧倒的な勝利に終わり、ナチス・ドイツが崩壊し去る運命の日になった。

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