落ち目の女子プロレス団体“ガリンペイロ”の創設者にして女社長であるアイアン飯島が病死した。遺言により、生き別れになっていた彼女の息子で医大のインターンの伸一が、強制的に社長に就任することになった。折しも、度重なる上司のセクハラに辟易し会社を飛び出した気弱で可憐なOL・桐島みどりと、ウェイトレスをしていた喫茶店をクビになったばかりの元ヤンキーの空手使い・中島涼子のふたりも入団。やがて、ガリンペイロはこの3人を中心に人気を盛り返していくのだった。ところがそんな矢先、営業担当の山内が金を持ち逃げ。経営が立ち行かなくなった伸一は追いつめられ、大手“Jリング”の社長・豊島の提案で、解散・合併と言う筋書きの八百長試合を組まされることになる。しかし、桐島と中島のふたりはそのシナリオを破って、木幡・田島組に勝ってしまった。これに激怒した豊島は、改めて選手生命と互いの会社の存続を賭けたガチンコ戦を用意。果たして、桐島・中島組はその大一番で木幡・田島組に敗れはしたものの、本物の試合に魅了された観客の強い要望で、リベンジ戦を許されることになるのであった。