創作に悩む脚本家を中心に、虚構と現実が交錯していく異色コメディ。監督は「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ。製作総指揮・脚本は「マルコヴィッチの穴」「コンフェッション」のチャーリー・カウフマン。共同脚本に、劇中チャーリーの双子の弟役として登場するドナルド・カウフマンがクレジットされている。原作はスーザン・オーリアンのノンフィクション「蘭に魅せられた男」。撮影は「イノセント・ボーイズ」のランス・アコード、音楽は「オールド・ルーキー」のカーター・バーウェル、美術は「ヒューマンネイチュア」のK・K・バーレットで、いずれも「マルコヴィッチの穴」に続いての起用。出演は「ウインドトーカーズ」のニコラス・ケイジ、「めぐりあう時間たち」のメリル・ストリープ、「ボーン・アイデンティティ」のクリス・クーパー、「バニラ・スカイ」のティルダ・スウィントン、「コンフェッション」のマギー・ギレンホール、「X―メン2」のブライアン・コックス、「ギャング・オブ・ニューヨーク」のカーラ・シーモアほか。2003年アカデミー賞最優秀助演男優賞、ゴールデングローブ賞最優秀助演女優賞、最優秀助演男優賞、ベルリン国際映画祭審査員特別賞ほか多数受賞。