男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

破線のマリス

  • はせんのまりす
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    61.0点(65人)

  • 観たひと

    106

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2000
公開年月日 2000/3/11
上映時間 108分
製作会社 「破線のマリス」製作委員会(環境アート研究所=フォワード・グループ)(製作協力 アスミックエース=キネマ旬報)
配給 アスミック・エース エンタテインメント
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井坂聡 
脚色野沢尚 
原作野沢尚 
エクゼクティブ・プロデューサー大平義之 
企画稲垣しず枝 
製作岩下孝広 
プロデューサー八木欣也 
井口喜一 
撮影佐野哲郎 
美術斎藤岩男 
音楽多和田吏 
録音今井善孝 
整音山本逸美 
効果帆苅幸雄 
照明渡部嘉 
編集菊池純一 
衣裳野中美貴 
スタイリスト直井政信 
製作担当木次谷良助 
助監督瀧本智行 
スクリプター中田秀子 
スチール奥川彰 

キャスト

出演黒木瞳 遠藤瑤子
陣内孝則 麻生公彦
山下徹大 赤松直起
筧利夫 森島一朗
白井晃 春名誠一
中尾彬 有川博文
篠田三郎 倉科研司
中原丈雄 阿川孝明
堤寛大 阿川淳也
鳩山邦夫 政治家
中村敦夫 長坂文雄
大場久美子 疑惑の助教授夫人
秋本奈緒美 麻生佳代子
辰巳琢郎 須崎
佐々木勝彦 吉村輝生
猪野学 宮田
大鷹明良 刑事

解説

テレビ局に勤める気鋭の女編集者が、自ら仕掛けた映像の罠に逆にはめられていく姿を描いたサスペンス。監督は「女刑事RIKO―聖母の深き淵―」の井坂聡。第43回江戸川乱歩賞を受賞した野沢尚による同名原作を基に、「不夜城」の野沢自身が脚色。撮影を「大いなる完」の佐野哲郎が担当している。主演は、「金融腐蝕列島[呪縛]」の黒木瞳と「三毛猫ホームズの推理〈ディレクターズ カット〉」の陣内孝則。第12回東京国際映画祭、第29回ロッテルダム国際映画祭正式出品作品。スーパー16ミリからのブローアップ。

あらすじ

首都テレビ」の看板ニュース番組「ナイン・トゥ・テン」の高視聴率コーナー「事件検証」を、企画から取材、検証まで担当する名編集ウーマン、遠藤瑤子。ある日、彼女の元に春名と名乗る郵政省官僚から、BS放送チャンネルの取得を狙うマンモス大学「永和学園」と放送事業者の認可を担当する郵政省放送行政局との癒着問題を内部告発する1本のヴィデオテープが持ち込まれた。そこには、事件の調査中に謎の死を遂げた弁護士を監視する男の後ろ姿や、警察の事情聴取を終えて署を後にする男の正面を捉えた映像が収めてあった。そして、その男の表情にはその場にそぐわない不適な笑みが浮かんでいた……。瑤子の編集した「事件検証」が放映された数日後、「笑顔」の男・麻生公彦が局に乗り込んで来る。彼は放送内容があたかも自分が犯人であるかのような事実を捏造したインチキだとわめき立て、あの笑顔は視線の先にいた少女に向けたものだと主張した。果たして、テープには少女が映し出されていた。事実確認の為、告発してきた春名との接触を図る瑤子。だが、郵政省にはそんな人物など存在せず、テープの内容もヤラセであることが発覚する。では、誰かが麻生を犯人に仕立てる為に仕組んだ罠なのか? 一方、瑤子の映像によって生活を滅茶苦茶にされた麻生は、彼女に執拗なストーカー行為をするようになっていた次第に追いつめられていく瑤子は、上司が止めるのも聞かず真相究明に乗り出すが、行き過ぎから麻生を道路脇の溝へ突き落とし殺害してしまう。彼女の犯行が発覚するのに、そう時間はかからなかった。警察に連行される瑤子を何台ものテレビカメラが追う。その中に、彼女は別れた夫と暮らす息子の姿を見つける。息子のカメラに向けて微笑む瑤子。その表情が、また電波に乗る……。

関連するキネマ旬報の記事

2000年7月上旬夏の特別号

日本映画紹介:破線のマリス

2000年4月下旬号

劇場公開映画批評:破線のマリス

2000年3月下旬号

新作紹介:破線のマリス

2000年3月上旬号

特別対談 野沢尚×井坂聡:「破線のマリス」