男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

TOKYO EYES

  • とーきょーあいず
  • Tokyo Eyes
  • ----

amazon


  • 平均評点

    63.0点(25人)

  • 観たひと

    43

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本 フランス
製作年 1998
公開年月日 未公開
上映時間 98分
製作会社 ユーロスペース=ルーメン・フィルム作品
配給 ユーロスペース
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演武田真治 
吉川ひなの Hinano
杉本哲太 Roy
水島かおり Naomi
大杉漣 バス運転手
油井昌由樹 美容室オーナー
モロ師岡 ビデオショップオーナー
光石研 ビデオショップの客
タナカフミヤ DJ

解説

世紀末の東京を舞台に、謎の発砲事件を続ける青年と彼にひかれる少女のつかの間の関係を鮮烈なタッチで綴った一編。監督・脚本は「天使の接吻」のジャン=ピエール・リモザンで、東京(渋谷・下北沢など)でオールロケ、日本人のみを俳優に使い、オール日本語で撮り上げた。撮影クルーもリモザンと撮影監督のジャン=マルク・ファーブル(「a.b.c.の可能性」)以外は日本人を起用。製作は堀越謙三(ユーロスペース)とヘヌガメ・パナヒ。音楽はスコアをグザヴィエ・ジャモー、音楽監修をエリック・ミションが担当。美術は矢野憲章。編集はダニエル・アヌダン。録音は旧小川プロの菊池信之。主演は「NIGHTHEAD 劇場版」の武田真治と「デボラがライバル」の吉川ひなの。共演は「キリコの風景」の杉本哲太、「犬走る」の大杉漣のほか、「HANA-BI」のビートたけしが特別出演。

あらすじ

東京。分厚い眼鏡を目印に薮睨みとあだ名される謎の青年による無差別な拳銃による恐喝事件が続発。下北沢。美容院でバイトするHinano(吉川ひなの)は刑事の兄Roy(杉本哲太)とふたり暮らし。ある晩、HinanoはRoyが持ち帰った事件の書類で薮睨みの犯人の似顔絵を見て興味を持つが、その矢先、電車で偶然、その似顔絵とよく似た青年K(武田真治)を見かけ、後をつける。翌日、ビデオカメラを持って青年のアパートを訪れたHinanoはKに見つかってしまう。ゲームのプログラマーをしているというKはレコードで満杯の部屋に住んでいて、Hinanoに親しげに身を寄せてくる。その後外出したKはHinanoの目の前で、ビデオ屋の店員(モロ師岡)、イラン人にからむバス運転手(大杉漣)などに次々に銃を向けていく。街に再び薮睨みの記事があふれた。不安にかられるHinanoに、Kは銃には仕掛けがしてあり標的は外している、分厚い眼鏡は多くを見ないようにするためだと語り、薮睨みとはもう縁を切ると語る。ふたりに理解が芽生えかけた矢先、Kの元にヤクザ(ビートたけし)が訪れ、貸していた銃を返せと言い、照準の狂った銃を弄ぶうち、ヤクザはKの腹を撃ってしまう。ヤクザは逃げ出す。KはやってきたHinanoと外に出るが、ずっと腹を押さえたままだ。一番高いビルの屋上で会おうとKは言い、ふたりは別れるが、ビルにKは来なかった。ヤクザは銃を工事現場に流し込まれたコンクリートの中に捨てた。Hinanoは街を歩き続ける。

関連するキネマ旬報の記事

1999年1月上旬新年特別号

劇場公開映画批評:TOKYO EYES

1998年12月下旬号

外国映画紹介:TOKYO EYES

1998年12月上旬号

スペシャル・レポート:「TOKYO EYES」ができるまで(後)

1998年11月下旬号

スペシャル・レポート:「TOKYO EYES」ができるまで(前)

1998年9月下旬号

COMING SOON【新作紹介】:TOKYO EYES

1998年7月上旬夏の特別号

HOT SHOTS:「TOKYO EYES」