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二十才の微熱

  • はたちのびねつ
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  • 平均評点

    62.9点(64人)

  • 観たひと

    113

  • 観たいひと

    11

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1993
公開年月日 1993/9/4
上映時間 114分
製作会社 ぴあ=ポニーキャニオン作品(製作協力*日本コダック=東宝映画=IMAGICA=ナック)
配給 日本ヘラルド
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 16mm

スタッフ

監督橋口亮輔 
脚本橋口亮輔 
製作総指揮矢内廣 
企画熊倉一郎 
大柳英樹 
南條昭夫 
製作林和男 
丸山寿敏 
プロデューサー石垣朗 
撮影戸澤潤一 
音楽篠崎耕平 
磯野晃 
村山竜二 
録音臼井勝 
照明櫻井雅章 
編集松尾浩 
助監督篠原哲雄 
谷口正章 
西岡容子 
スチール堂地勝己 

キャスト

出演袴田吉彦 島森樹
片岡礼子 鈴木頼子
遠藤雅 宮島信一郎
山田純世 あつみ
佐藤恒治 マスター
原田文明 川久保
草野康太 タカシ
川口洋一 太田
大河内浩 客の男
石田太郎 頼子の父
入江若葉 頼子の母

解説

ゲイバーで働く大学生を中心に、彼を慕うホモセクシュアルの高校生や二人の女の子ら四人の若者たちを描く青春ドラマ。「夕辺の秘密」(89)でPFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード89グランプリを受賞した橋口亮輔の監督・脚本による劇場デビュー作。主演の樹を演じたモデル出身の袴田吉彦をはじめ、四人の男女はいずれも本作が映画デビューとなった。

あらすじ

離婚した両親と別れ一人東京で暮らす樹たつるは、昼間は大学に通いながら、夜はアルバイトとしてゲイバーで男たちに身体を売っていた。そんな彼に同じクラブで働く高校生の信や、大学のサークルの先輩・頼子らがそれぞれに想いを寄せるが、樹はそれを拒むわけではなく、かといって求めるでもなかった。信は彼に好意を寄せる幼なじみのあつみの助けを借りてバイト先から学校に通っていたが、ホモセクシャルであることから両親と対立し、しばらく樹の部屋に泊めてもらうことにする。樹のアパートを訪ね信と鉢合わせした頼子は、樹を自宅に招く。彼女の家で、彼女の父親が先日の自分の客であったことを樹は知り、居心地の悪い思いをしながら知らぬふりをしていたが、食事中に思わず吐いてしまう。一方信を心配するあつみも樹に会い、そこで信のバイトの内容を初めて知ってショックを受ける。四人の気持ちは微妙にずれ始めていった。ある日樹はクラブのマスターから、信がホテルの客を困らせているからと代わりを頼まれる。ホテルについた樹は、若い男の客から信と二人抱き合うよう注文されるが、お互いにこわばって行えない。客から激しく叱責を受け嗚咽してしまう二人だったが、帰り道の彼らは、押し隠していた感情を解放したあとのごとく、微妙あ関係のまま、だがどこか晴れ晴れとしていた。

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