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学校(1993)

  • がっこう
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  • 平均評点

    75.3点(278人)

  • 観たひと

    453

  • 観たいひと

    20

  • レビューの数

    51

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1993
公開年月日 1993/11/6
上映時間 128分
製作会社 松竹=日本テレビ放送網=住友商事作品
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
朝間義隆 
原案シナリオ廣澤栄 
製作中川滋弘 
プロデューサー深澤宏 
撮影高羽哲夫 
長沼六男 
美術出川三男 
横山豊 
音楽富田勲 
録音鈴木功 
照明熊谷秀夫 
編集石井巌 
助監督阿部勉 
スチール金田正 

キャスト

出演西田敏行 黒井先生
竹下景子 田島先生
萩原聖人 カズ
中江有里 えり子
新屋英子 オモニ
翁華栄 張(チャン)
神戸浩 
裕木奈江 みどり
渥美清 八百屋の親父
大江千里 河合茂
笹野高史 土屋
大和田伸也 えり子の父
園佳也子 イノさんの叔母さん
坂上二郎 リネン工場の社長
すまけい 校長
小倉久寛 自動車解体工場の社長
浅利香津代 えり子の母
田中邦衛 イノさん

解説

東京・下町にある夜間中学校を舞台に、様々な境遇を持つ生徒たちと先生との交流を描くドラマ。監督・脚本は「男はつらいよ 寅次郎の青春」の山田洋次で、彼の十五年来暖めていた企画の映画化。脚本は山田と「スペインからの手紙 ベンポスタの子どもたち」の朝間義隆の共同。撮影は「男はつらいよ 寅次郎の青春」の高羽哲夫と「夢の女」の長沼六男の共同。キネマ旬報ベストテン第六位。

あらすじ

下町の一角にある夜間中学の教師・黒井は、卒業式も近づいたある日、卒業記念文集のための作文の授業を行う。原稿用紙にそれぞれの思いを綴る様々な職業、年齢の生徒たちの横顔を見ながら、黒井は彼らとの思い出を振り返る。孫もいる年になって入学してきた在日韓国人の女性・オモニ。髪の毛を染めたツッパリ少女・みどり。昼間は肉体労働に励む少年・カズ。父は中国人、母は日本人で五年前に中国から移住してきた青年・張。自閉症で登校拒否児だったえり子……。やがて給食の時間に、クラスの一員・イノさんが死んだという悲しい知らせが届く。突然の訃報に悲しむ黒井と生徒たちは、食後のホームルームの時間、イノさんの思い出を語り始める。不幸な生い立ちとその後の苦労、田島先生への恋心。そして突然病に倒れ、故郷の山形へ帰ったきり帰らぬ人となったこと。イノさんの人生を語り合ううち、いつしか黒井と生徒たちは人間の幸福について話し合うようになっていった。生徒と先生が汗を流して語り合う、これこそ授業だと確信する黒井先生に応えるかのように、えり子が、自分も夜間学校の先生になる、そしてこの場所に戻ってくる、と決意を語る。外はいつしか雪になっていた。

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