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豪姫

  • ごうひめ
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  • 平均評点

    66.9点(51人)

  • 観たひと

    84

  • 観たいひと

    13

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1992
公開年月日 1992/4/11
上映時間 142分
製作会社 松竹=勅使河原プロダクション=テレビ朝日=博報堂提携(製作協力…映像京都)
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督勅使河原宏 
脚本赤瀬川原平 
勅使河原宏 
原作冨士正晴 
製作奥山和由 
磯邊律男 
小田久栄門 
勅使河原宏 
プロデューサー杉崎重美 
西岡善信 
野村紀子 
撮影森田冨士郎 
美術西岡善信 
音楽武満徹 
録音瀬川徹夫 
照明中岡源権 
編集谷口登司夫 
監督補南野梅雄 
助監督原田徹 
スチール原田大三郎 

キャスト

出演仲代達矢 古田織部
宮沢りえ 豪姫
永澤俊矢 ウス
三國連太郎 ジュンサイ
松本幸四郎 高山右近
江波杏子 とわ
笈田勝弘 豊臣秀吉
井川比佐志 徳川家康
すまけい 蒲生氏郷
山本圭 細川忠興
別所哲也 前田利常
花澤徳衛 老僕
名古屋章 鳥居
川津祐介 板倉勝重
植野葉子 遊女
真野響子 お吟

解説

秀吉の養女にして奔放な豪姫と、利久亡き後の猛将かつ反骨の茶人・織部。権力者・家康になびくことなく自由を貫いた2人の生き様を重厚なタッチで描く、脚本・監督は「利休」の勅使河原宏。共同脚本は同作の赤瀬川原平。撮影は「陽炎」の森田富士郎がそれぞれ担当。

あらすじ

天正19年、時の権力者・豊臣秀吉の命により、茶頭・千利休は自刃。山城の大名であり、利休の高弟でもあった古田織部が、その後釜として秀吉の茶頭を命ぜられる。そんな織部を“オジイ”と言い慕う男まさりの豪姫は、加賀の大名・前田利家の娘だったが、生まれてすぐに秀吉の養女となった。そんな折り、京都の二条河原に自刃した利休の生首が晒されていた。それも利休の木像に踏み付けられる形で。一代の茶人であった人物を愚弄する卑劣な所業に憤りを覚えた豪姫は、織部の屋敷に仕える庭番・ウスとともに利休の首を奪い去る。ウスは奪った首を利休の娘・お吟に届けるが、首を見たお吟は突然自刃。実はお吟は利休の妾だった。それに動揺したウスはひとり都を離れた。その後、彼は山中でジュンサイと名乗る老人とともに暮らす。ジュンサイは高山右近の家臣であったが、キリシタンであった右近が秀吉の禁圧に抗して大名をやめてしまったため、落武者の身となっていた。慶長3年、秀吉死亡。同じく5年、関ヶ原の戦いによって徳川家康が天下を治める。ジュンサイは右近に徳川討伐の決起を促すが、その申し出を断られたジュンサイは失意のうちに非業な最期を遂げる。慶長8年、江戸幕府が開かれ、ウスが山に消えて以来、20余年が経った。織部は、関ヶ原で徳川側についた功で、二代目将軍・秀忠の茶頭に任命されるが、自由な芸術活動を続ける彼と、権力者然と振る舞う家康との間には次第に深い溝ができる。豪姫は宇喜多秀家に嫁いだが、関ヶ原で豊臣側についた秀家は、息子達とともに八丈島へ流刑されてしまう。そんなある日、ウスと運命的な再会をした豪姫は、ウスを自分の屋敷に客人として住まわせる。徳川監視下で何もできず、気力が失せかけていた豪姫は、利休の命日に織部、右近、細川忠興を招いて茶会を開くが、徳川の圧力により、結局、訪れたのは織部ひとりだけだった。そのころ、織部の重臣と息子が、徳川への謀反を謀った嫌疑で逮捕され、織部にも閉門命令が下った。そして豪姫の屋敷の周囲は徳川の兵士によって埋め尽くされて、やがて織部は切腹、非業な最期を遂げるのだった。

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