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さらば愛しのやくざ

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  • 平均評点

    61.3点(37人)

  • 観たひと

    59

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1990
公開年月日 1990/11/23
上映時間 105分
製作会社 東映
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督和泉聖治 
脚本野沢尚 
原作安楽隆雄 
企画翁長孝雄 
磯田啓二 
企画協力磯田事務所 
プロデューサー佐藤和之 
菊池淳夫 
撮影東原三郎 
美術小澤秀高 
音楽大谷幸 
音楽プロデューサー石川光 
録音渡辺典夫 
照明山口利雄 
編集福田憲二 
助監督原田昌樹 
スチール加藤光男 
製作協力花田企画 

キャスト

出演陣内孝則 藤島悟郎
柳葉敏郎 中馬達也
相楽晴子 高梨季美子
室田日出男 村上健次
内藤やす子 村上美恵子
大竹まこと 坂田明二
内藤剛志 工藤剛三
稲垣吾郎 高梨隆
片桐竜次 山下智之
田中邦衛 唐沢忠志
豊原功補 田所真佐男
エド山口 狩田講師
万里洋子 早稲田のマドンナ
木俣堯喬 栄組の組長

解説

80年代の新宿を舞台に若きやくざと学生との10年間に渡る友情を描く。安楽隆雄原作の同名小説の映画化で、脚本は「ラッフルズホテル」の野沢尚。監督は「恋子の毎日」の和泉聖治。撮影は東原三郎がそれぞれ担当。

あらすじ

1980年、新宿。ジョン・レノンが暗殺されたその夜、裏町のバー・モビーディックに足を踏み入れた達也は、そこで悟郎というやくざに金を巻き上げられてしまう。数日後、再び店に足を向けた達也は今度は逆に必要以上の金を置いて店を後にした。それがこの二人の最初の出会いだった。翌年の夏悟郎と再会した達也は、自由な生き方をしている悟郎に次第に惹かれていく。悟郎は廃屋となりかけている古い唐沢病院の病室をアパート替わりに、異母兄妹の季美子と部屋を並べて住んでいた。季美子には実家に五才になる隆という子供がいた。そしてその父親は悟郎の属する村上組と対立する栄組の工藤だった。村上組のルートを使って麻薬を密売しようと企む栄組は、悟郎を罠にかけようとするが、偶然そのことを知った達也は悟郎の舎弟から場所を聞き出し、銃を携えて乗り込む。そしてそこで悟郎は工藤を射殺してしまうのだった。10年後、海外で仕事をしていた達也は悟郎の出所が近いことを季実子からの便りで知り日本に戻る。久しぶりに再会した三人は夏の終わりの海辺で子供のようにはしゃぎまわった。だが村上組では悟郎の留守の間、上部組織から派遣された坂田に実権が掌握され、麻薬を多量に扱っていた。そして高校生に成長した隆までもその中毒になっていた。悟郎の存在を邪魔に思う坂田はそんな隆を使って悟郎の命を奪おうとしていた。禁断症状となった隆によって銃弾をあびた悟郎は、雨の中達也に抱かれて死んでいった。そして達也は一発だけ弾の残った拳銃を手に単身で村上組へと殴り込んで行くのだった。

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