男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

稲村ジェーン

  • いなむらじぇーん
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    54.5点(79人)

  • 観たひと

    125

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1990
公開年月日 1990/9/8
上映時間 0分
製作会社 プロデュースハウスアミューズ=ビクター音楽産業=パブリッシャーハウスアミューズ
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督桑田佳祐 
脚本康珍化 
製作総指揮大里洋吉 
高山登 
製作山本久 
出口孝臣 
横山元一 
岩田廣之 
プロデューサー森重晃 
撮影猪瀬雅久 
美術細石照美 
音楽桑田佳祐 
主題曲サザンオールスターズ 
録音山田均 
照明丸山文雄 
編集鈴木歓 
助監督伊藤聡 
スチール原田大三郎 
製作プロダクションアミューズ・シネマ・シティ 

キャスト

出演加勢大周 ヒロシ
金山一彦 マサシ
的場浩司 カッチャン
清水美砂 波子
尾美としのり サトル
古本新之輔 ハルジ
泉谷しげる 床屋主人
TOMMY SNYDER 米軍将校
PANTA 金目鯛船船長
伊武雅刀 ビーナスのマスター
下元史朗 黒メガネ
伊佐山ひろ子 夜明けのおばちゃん
説楽りさ子 サトルのガールフレンド
原由子 受付の看護婦
小泉今日子 退院する患者
伊東四朗 金老人
草刈正雄 骨董屋主人

解説

昭和40年の湘南稲村ヶ崎を舞台に、伝説の大波(ジェーン)を待つサーファーたちの人間模様を描く青春ドラマ。脚本は「19ナインティーン」の康珍化が執筆。監督はサザンオールスターズの桑田佳祐でこれがデビュー作。撮影は猪瀬雅久がそれぞれ担当。

あらすじ

サーフィンが始まってまだ日も浅い湘南稲村ヶ崎。結核で療養中の主人に変わって海岸の骨董屋を預かっているヒロシは、地元のサーファーグループ「ライダーズ」達から海乞食と呼ばれるはぐれサーファー。夏の終わりのある朝、伊豆から帰ったヒロシを待ち受けていたのは伊勢佐木町のチンピラ、カッチャンだった。レストラン「ビーナス」で演奏しているバンドのリーダー、マサシがヒロシの留守中、預かった骨董品の壷を横流ししてしまったのだ。カッチャンのおどしに慌てた二人は、ひとまず鴨川に逃げるがその帰り道、ふと立ち寄ったソープランドで、魅力的な長い髪の風俗嬢波子と出会い、稲村ヶ崎に連れて来るのだった。情熱的で奔放な波子は、退屈な毎日を送るヒロシたちの心に静かな波を立て始めた。そんな時、再びヒロシたちの前にカッチャンが現れる。身構えるマサシに、壷のことはもうどうでもよくなったと告げるカッチャンは、大阪に鉄砲玉に行くことになったのだという。時代の波は、稲村ヶ崎の海岸にさまざまな形で打ち寄せてきた。東京の会社に「ビーナス」の身売りの話が進められ、マサシが率いるバンドのドラマーはグループサウンズを組むためにメンバーを抜ける。さらに風を切って大阪に出かけていったカッチャンは鉄砲玉をしくじって稲村に戻ってきたのだ。ヒロシ、マサシ、カッチャン、波子に奇妙な友情が芽生え始めた時、カッチャンは伊勢佐木町に連れ去られる。ビーナス最後の夜、ヒロシはサーフィンをやめる決心をした。その夜、骨董屋の物置の中からボロボロの布に包まれた伝説の竜のボードが見つかった。それは20年前に伝説の大波に乗ったというサーファーが削った4メートルのロングボードだった。そして同じ頃稲村に台風がやってくる。伝説の大波を待つビーナスのマスターは海に出かけるが、波には乗れなかった。翌朝、夢から覚めたような感じのヒロシたちと共に、夏は過ぎ去っていくのだった。

関連するキネマ旬報の記事

2021年7月上旬号

MOVIE at HOME:●DVD COLLECTION 「稲村ジェーン」 インタビュー 森重晃[プロデューサー]

1991年4月上旬号

ビデオ:「3-4×10月」VS「稲村ジェーン」

1990年11月上旬号

日本映画批評:稲村ジェーン

1990年10月下旬号

特集 青春映画の“現在”:作品論 稲村ジェーン

1990年10月上旬号

日本映画紹介:稲村ジェーン

1990年9月下旬号

グラビア:稲村ジェーン