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  • 平均評点

    66.2点(25人)

  • 観たひと

    40

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/10/18
上映時間 146分
製作会社 山本プロ
配給 新東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山本薩夫 
脚色八木保太郎 
原作石川達三 
製作伊藤武郎 
制作補宮古とく子 
撮影前田実 
美術久保一雄 
音楽林光 
録音安恵重遠 
照明平田光治 
編集河野秋和 

キャスト

出演香川京子 志野田ふみ子(尾崎)
宇野重吉 沢田先生
高橋昌也 一条先生
宇津井健 穴山先生
高橋とよ 須藤先生
大町文夫 竹越先生
三ツ矢歌子 神倉先生
長浜藤夫 北見先生
清水一郎 熊井校長
福原秀雄 松下校務主任
武内文平 大久保先生
中村歌 大谷(給仕の女の子)
広田新二郎 安藤用務員
南原伸二 志野田健一郎
沢村貞子 庄司春子
永田靖 吉沢委員長
北林谷栄 和田澄江
殿山泰司 澄江の夫
松本克平 与田消防団長
岸輝子 与田消防団長の夫人
三戸部スエ 奥田夫人
多々良純 山岸勘吉
菅井きん 山岸夫人
文野朋子 長田夫人
岬たか子 松山夫人
中村栄二 金山の父
東野英治郎 浅井の父
松山照夫 浅井の兄
小沢栄太郎 有馬教育長
三島雅夫 直木薬局店主
嵯峨善兵 大川市会議員
伊藤雄之助 新井代議士
松本梁升 雲海和尚
井上昭夫 刑事A
木下葉 刑事B
水戸光子 キヨ子(未亡人)
黒田幸子 知恵子(キヨ子の娘)
福地悟郎 駅長
伊藤宗高 浅井吉男
中森博重 内村

解説

朝日新聞に連載された石川達三の同名小説を、「鹿島灘の女」の八木保太郎が脚色し、「荷車の歌」の山本薩夫が監督したもので、日教組を背景とした異色ドラマ。撮影も「荷車の歌」の前田実。

あらすじ

S県津田山市。活気のない炭鉱と貧しい漁場の間を街なみが走り、山の麓に小学校があった。新学年が始った。ふみ子は五年三組の担任に決った。夫の健一郎はS県教組の執行委員である。出世主義者で、家庭では横暴だった。数日後、ふみ子は同僚の須藤とともに校長に呼ばれ、退職を勧告された。共稼ぎを理由にして。退職勧告は全国的な規模で行われS県では二六〇人の教師に出された。県当局は、教師の整理で赤字財政を解決しようとしたのだ。国会には教育委員の官選化をめざす法案が提出されていた。--ふみ子と須藤の退職勧告は、組合を通じて正式に拒否された。健一郎は役員改選が迫ると、委員長に立候補した。家を飛び出し、選挙運動に狂奔した。しかし、ふみ子には子供たちがいた。--豪雨が襲った。その雨の朝、教え子の吉男が貨車にひかれて死んだ。普通より三円安いノートを買うために遠い踏切りを渡って行く途中の事故だった。--夏休みの間に、ふみ子は正式に離婚した。選挙に落選した健一郎は東京へ行き、今は立場を変え反動的な論陣をはっていた。ふみ子は、少しずつ組合の仕事に力を注ぎ始めた。最近妻を亡くした沢田先生の級で事故が起きた。小児マヒで足の不自由な内村という子を、同級の与田ら三人がからかったのだ。沢田はこれを見て思わず三人を突きとばした。与田の父親は市の消防団長だった。追従する父兄たちが騒ぎ出した。背後には市のボスたちがいた。沢田は辞職を要求された。組合の力は無力だった。そして、追討ちをかけるように、須藤に四回目の退職勧告が出された。沢田が退職届を出した夜、ふみ子は彼のもとを訪れた。海辺を歩きながら、沢田は言葉少なく自分の考えを語った。ふみ子はその声を聞きながら幸福を感じた。翌朝、須藤から辞表を出すことを書き記した手紙が来た。ふみ子は立ち上った。「わたしは今月から、須藤先生の退職勧告をやめさせるために働きます」と宣言した。ふみ子は校長に会うために廊下へ出た。女の先生が皆立ち上った。ふみ子を先頭に彼女たちは歩いて行った。ふみ子は、強く校長室の扉を叩いた。

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