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お嬢吉三(1959)

  • おじょうきちさ
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  • 平均評点

    69.8点(21人)

  • 観たひと

    35

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/4/21
上映時間 80分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中徳三 
脚本犬塚稔 
企画浅井昭三郎 
製作三浦信夫 
撮影今井ひろし 
美術西岡善信 
音楽斎藤一郎 
録音海原幸夫 
照明加藤博也 
編集菅沼完二 

キャスト

出演市川雷蔵 お嬢吉三
島田竜三 お坊吉三
北原義郎 和尚吉三
林成年 倉松
浦路洋子 お民
中村玉緒 お美和
毛利郁子 お国
小野道子 お加代
杉山昌三九 相生の五郎兵衛
本郷秀雄 三島の辰
寺島雄作 当六
浜世津子 お峰
市川謹也 浅五郎
水原浩一 鹿造
伊達三郎 原田庫之助
清水元 伝法院の仁兵衛
尾上栄五郎 御幸の藤造
原聖四郎 留吉
堀北幸夫 仙六
浜田雄史 安吉
葛木香一 田原屋孫兵衛
石原須磨男 茶店の親爺
東良之助 村田屋伝兵衛
横山文彦 野中甚内

解説

「かげろう笠」の犬塚稔のオリジナル・シナリオを、「化け猫御用だ」の田中徳三が監督した娯楽時代劇。撮影は「かげろう笠」の今井ひろし。「弁天小僧」の市川雷蔵、伊達三郎が出演。

あらすじ

江戸御牢を赦免になったお嬢、和尚、お坊の三人吉三は、その足で悪旗本原田庫之助と悪貸元伝法院の仁兵衛にお礼参りをした。この二人こそ三人吉三を牢にぶちこんだ張本人だったのである。江戸を売って東海道を旅に出た三人を追って、料理屋の娘お民と女義太夫のお加代が続いた。小田原宿で草鞋を脱いだ三人は、伝法院の追手にねらわれたが、危い所をお民に救われた。箱根宮の下で湯につかっていると、三人は江戸で馴染みの女衒の辰と出会った。辰は一晩三両の生娘を世話したが、男三人に娘一人。くじ引きすると幸運はお嬢に当った。辰に導かれて小屋に入ると、娘は抵抗してお嬢は困惑するばかりであった。突然若い男が飛び込んで来て娘は「倉松さん」と呼んで抱き合った。娘は借金のカタに辰にとられた身で、倉松は金貸し鬼伝から身にしむ折檻をうけた。後味の悪い三人はいたずらを企んだ。お嬢が女装して鬼伝のところに娘の証文をとりに行った。うっかり証文を渡した鬼伝は、毛ずねを出したお嬢の姿に驚いたがあとのまつり。証文によると、娘はお嬢の幼馴染みお美和だった。あわてたお嬢は、辰を追った。ひとあし早く江戸入りした辰は、こともあろうに、お美和を仁兵衛に売った。お嬢らにお礼参りされて以来、悪旗本の覚えもめでたからずくさっていた仁兵衛は、ハタと膝を打って喜んだ。遅れて江戸入りしたお嬢は、お加代から、お美和が悪旗本原田のもとに妾奉公に出されることを聞いた。仁兵衛もお嬢の出現にしまりを堅くしたが、裏をかいたお嬢は忍び込んだ。お美和を救い出したが、仁兵衛一味に市中の木戸を閉ざされてしまった。お嬢はお美和の衣裳をまとうと、火事の半鐘をたたいた。木戸は開き、どさくさの中をお美和は逃れた。お藤は仁兵衛一味に囲まれたが、かけつけたお坊、和尚三人吉三の大暴れに、原田一味も仁兵衛一家も倒れた。三人は再び江戸をあとに旅立った。嬉しげな倉松、お美和の後から、お嬢を追ってお民、お加代があとになったり、さきになったりした。

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