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荷車の歌

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  • 平均評点

    74.0点(37人)

  • 観たひと

    63

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/2/11
上映時間 145分
製作会社 全国農村映画協会
配給 新東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山本薩夫 
脚色依田義賢 
原作山代巴 
製作中山亘 
立野三郎 
撮影前田実 
美術久保一雄 
音楽林光 
録音空閑昌敏 
照明内藤伊三郎 
編集河野秋和 

キャスト

出演三國連太郎 茂市
望月優子 セキ
岸輝子 
左幸子 オト代
小笠原慶子 トメ子
加藤鞆子 スエ子
塚本信夫 虎男
矢野宣 三郎
左民子 オト代の少女時代
西村晃 初造
稲葉義男 藤太郎
水戸光子 ナツノ
佐野浅夫 三造
奈良岡朋子 コムラ
利根はる恵 リヨ
浦辺粂子 ヒナ
赤沢亜沙子 鈴枝
辻伊万里 コユキ
戸田春子 西屋の女房
大町文夫 セキの父
安芸秀子 セキの母
小沢栄太郎 ナナシキの旦那

解説

山代巴の原作を「異母兄弟」の依田義賢が脚色し、「赤い陣羽織」の山本薩夫が監督した農村ドラマ。全国の農村婦人のカンパによって資金がまかなわれた。撮影も「赤い陣羽織」の前田実。

あらすじ

明治二十七年--広島県の山奥の村。地主の屋敷に女中奉公するセキは、郵便配達夫の茂市に求婚された。茂市は、一銭も月給の上らない配達夫を止めて、荷車ひきになると言った。茂市に好意を感じていたセキは、勘当の身となりながらも嫁いだ。二人は、一台ずつ荷車を引いては村を出て、往復十里の道を町へ通った。やがて車問屋になる日を胸に描きながら。姑はセキに冷たく、茂市の弁当箱には米の飯をつめ、セキの弁当には粟飯をつめるような人だった。セキはやがてオト代を生んだ。オト代は気性の勝った娘に育った。祖母の荒い仕打ちに逆いいびられ通しのオト代は、コムラ夫婦に貰われていき、村を去った。セキは次々と子供を生んだ。姑が病気で倒れると、セキは心の底から看病をした。姑も、涙をこぼしセキの手を取って死んでいった。--茂市とセキは、車問屋を始めることが出来た。が、間もなく鉄道が通じ、山奥の村からは荷馬車が荷を運ぶようになり、手車は時代の波に取り残された。子供たちはそれぞれ一本立ちするようになった。オト代と次女のトメ子は結婚し、長男の虎男は鉄道の機関手、末っ子の三郎は電車の運転手になった。セキの上にも幸福な日が訪れたかに見えた。だが、茂市には隠し女があった。茂市は、オヒナというその女を家に連れこんでしまった。大東亜戦争--虎男も三郎も召集された。そして戦争は終ったが、三郎は戦死し、茂市は泥田の中で倒れて死んだ。「セキよ、長い間ようこらえてくれた。……」とセキの手を取りながら。茂市の葬式には、子供や孫たちがやって来た。供養にササ餅を作ろうとセキは言い、薪とササを取りに孫たちを乗せ、力強い足どりで荷車をひいた。行手には、戦地から帰った虎男の姿があった。

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