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社長太平記

  • しゃちょうたいへいき
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  • 平均評点

    63.0点(33人)

  • 観たひと

    62

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/1/3
上映時間 95分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督松林宗恵 
脚本笠原良三 
製作藤本真澄 
撮影玉井正夫 
美術小川一夫 
音楽宅孝二 
録音藤好昌生 
照明石井長四郎 

キャスト

出演森繁久彌 牧田庄太郎
小林桂樹 大森雄吉
加東大介 朝日奈剛之助
三好栄子 会長岩子
久慈あさみ 牧田の妻登代子
英百合子 大森の母たま
団令子 朝日奈の娘てつ子
藤間紫 女将お桂
淡路恵子 マダムくま子
水野久美 女給和枝
笹るみ子 小竹まろみ
久保明 秘書中村
有島一郎 デパート仕入課長間
三木のり平 営業部長雨川
佐田豊 本多
三輪栄子 西の家の女中
上野明美 女中マサ子
園田あゆみ 女給トリ子

解説

おなじみ東宝十八番のサラリーマンもの喜劇。脚本は「サザエさんの結婚」の笠原良三。監督は「大学の人気者」の松林宗恵。撮影は「鰯雲」の玉井正夫。音楽は「大人には分らない・青春白書」の宅孝二。主演は「人生劇場 青春篇」の森繁久彌「弥次喜多道中双六」の小林桂樹・加東大介をはじめ、女優陣には「恐喝(1958)」の淡路恵子、団令子、水野久美、それに三木のり平らが出演。Perspecta Stereophonic Sound。

あらすじ

婦人下着メーカー“錨商事”は大資本をバックにした関西の“さくら商会”の東京進出迎撃に社運をかけた。決戦は大福アパートへいずれかの製品を納入するかにかかっていた。大森専務自ら出馬、大福アパート仕入課長間氏と会う事になった。間は無類の女好き、商談そっちのけで牧田社長の女である料亭の女将お桂に色目し、バー“熊ん蜂”へ行けばこれまた牧田が惚れているマダムのくま子に手を出す始末、焼もちをやいた牧田のために商談は目茶苦茶にされてしまった。大森は三十五歳にもなっているが未だ独身である。彼は庶務課長朝日奈の娘てつ子が好きだった。或る日てつ子から銀ブラに誘われ、胸躍らして出かけたが、父の調査を頼むだけ頼むと彼女は大森の気持も知らず恋人の中村君が待つ劇場に行ってしまった。大森はてつ子に頼まれた約束通り、ある日朝日奈の後をつけた。朝日奈の入った処は海軍キャバレー“くろがね”であった。昔の思い出にひたり、またそこに働く戦友の遺児和枝を慰めるために通っているのを知り、大森は朝日奈の行動に共感を覚えた。そこで大森はてつ子の事を朝日奈に打ち明けた。ところが時すでにおそく、てつ子は中村君と婚約中と聞いてがっかりヤケ酒を“熊ん蜂”で飲んでいた処を社長に見られ、くま子との仲を誤解されてしまった。社長と喧嘩、てつ子に失恋、重なる打撃に出社の気力も失った大森の家に「工場出火」の報が届いた。急を聞いて駈けつけた朝日奈と共に大福へ納入する製品の運び出しに二人は必死の大奮闘をした。その甲斐あって品物は無事に運び出された。社長の牧田はそれを目のあたりにみ、改心し、会社再建のために起ら上った。“さくら商会”に逆攻勢するため福岡に支店を出す事になり大森が支店長となった。朝日奈の停年も五年延長された。くま子のバーの福岡支店が出来る日も間近いことだろう。

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