男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

東京の休日(1958)

  • とうきょうのきゅうじつ
  • Holiday in Tokyo
  • Holiday in Tokyo


  • 平均評点

    61.6点(25人)

  • 観たひと

    39

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/4/15
上映時間 87分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山本嘉次郎 
ショウ場面演出山本紫朗 
ショウ場面構成山本紫朗 
脚本井手俊郎 
山本嘉次郎 
製作堀江史朗 
撮影山崎市雄 
美術浜上兵衛 
音楽松井八郎 
録音三上長七郎 
照明西川鶴三 

キャスト

出演山口淑子 メリー川口
沢村いき雄 フランク仁田
三好栄子 キャザリン仁田
小杉義男 ヘンリイ三木
出雲八重子 キチイ三木
池部良 敬太の先輩
三船敏郎 和尚の甥 二郎
根岸明美 バレエの踊り子
中田康子 バレエの踊り子
重山規子 バレエの踊り子
羽鳥英一 バレエの踊り子
淡路恵子 バスガイド
草笛光子 バレエの踊り子
久慈あさみ マダム蝶子
白川由美 ユキ子
青山京子 キヨ子
上原謙 小松原寛
小林桂樹 林敬太
平田昭彦 新聞記者
三木のり平 街頭写真屋
八千草薫 芸者八千代
扇千景 芸者ちかげ
有島一郎 街頭写真屋
新珠三千代 日舞を踊る女
司葉子 堀洋子
宝田明 ジョージ田中
原節子 日本デザイナー協会理事長
飯田蝶子 芸者屋の女将
馬野都留子 
団令子 ファッションモデルI
家田佳子 ファッションモデルJ
三井美奈 ファッションモデルK
水野久美 ファッションモデルL
笹るみ子 ファッションモデルM
磯村みどり ファッションモデルN
竜見俊子 ファッションモデルO
小泉博 泉二郎
森繁久彌 餃子屋親爺
安西郷子 ファッションモデルA
河内桃子 ファッションモデルB
白石奈緒美 ファッションモデルC
森啓子 ファッションモデルD
立花映子 ファッションモデルE
根岸明美 
飛鳥みさ子 ファッションモデルH
越路吹雪 日本メドレーを踊る女
雪村いづみ 「支那の夜」を歌う女
福田富子 
塩沢登代路 
陳恵珠 台湾の歌手
柳家金語楼 天海和尚
宮城まり子 かまくらを歌う女
香川京子 バスガイド
久保明 ボーイ
加東大介 営業部長
太刀川洋一 バスの運ちゃん

解説

山口淑子の映画生活二十年記念映画。「家内安全」の井手俊郎と「ジャズ娘に栄光あれ」の山本嘉次郎の共同脚本を山本嘉次郎が自ら監督し、「どん底」の山崎市雄が撮影を担当した。「アンコール・ワット物語 美しき哀愁」の山口淑子、池部良を筆頭に、東宝のオールスターが顔を見せている。色彩はイーストマンカラー。

あらすじ

今日もアメリカから観光団の一行が羽田空港に到着した。乗客の一人メリー川口は、現在ニューヨークで一流のデザイナーとして活躍している女性である。彼女が今度二十年ぶりで日本に帰って来たのは、故郷の土に眠る両親の墓参りをすることが目的だった。ところが、この“おしのび来日”も新聞紙上に掲載されてしまい、記事を読んだ同業者で幼な馴染みの蝶子は早速彼女のホテルを訪れ、一緒にファッション・ショウを開くことを提案した。蝶子はこの催しによる自分の名声もさることながら、パトロン小松原の名をもう一度浮かび上らせたいという希望があった。有頂天になった小松原はオカボレしている芸者八千代に口をすべらす、八千代はゾッコンほれている毛織会社の宣伝部員林に……という具合で内証内証の話はたちまち巷に拡がった。こうして、メリーを踏み台にひと旗あげようと一同が虎視タンタンの努力をしている折も折、一人の男がメリーをホテルに訪ねて来た。泉と称する青年で、かつて彼女が故郷の天海和尚宛に郵送した手紙を持参していた。その手紙は、墓参に使う金や寺への寄附金などの細目を書いたものである。天海の甥と名乗る泉を信用してしまったメリーは、彼をホテルに滞在させた、さすがのペテン師も日日にふれるメリーの美しい心情に悪事から目ざめるようになった。メリー川口帰朝記念「グランド・ショウ、春のファンタジア全三十景」はマダム蝶子協同製作、小松原寛構成演出の名のもとに開催された。しかしその成果は、蝶子や小松原の名がクローズアップされ、林のアジア毛織が大発展をとげたわけではなく、世の注目を浴びたのはメリー川口の新感覚のデザインだけだった。メリーの実行力と人柄に尊敬の念を抱いた泉は、彼女の大成功をたたえ、はじめて熱い抱擁をかわした。数日後、メリーをのせた旅客機がアメリカへ飛んで行った。

関連するキネマ旬報の記事

1958年春の特別号

新作グラビア:東京の休日

日本映画紹介:東京の休日