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雨月物語

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  • 平均評点

    81.3点(345人)

  • 観たひと

    553

  • 観たいひと

    44

  • レビューの数

    58

基本情報

ジャンル 時代劇 / 文芸 / ドラマ
製作国 日本
製作年 1953
公開年月日 1953/3/26
上映時間 96分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督溝口健二 
脚本川口松太郎 
依田義賢 
企画辻久一 
製作永田雅一 
撮影宮川一夫 
美術監督伊藤熹朔 
装置山本卯一郎 
背景太田多三郎 
装飾中島小三郎 
音楽監督早坂文雄 
音楽補佐齋藤一郎 
録音大谷巖 
照明岡本健一 
編集宮田味津三 
衣裳吉実シマ 
美粧福山善也 
結髪花井りつ 
作詞吉井勇 
製作主任橋本正嗣 
演技事務松浪錦之助 
進行大橋和彦 
助監督田中徳三 
記録木村恵美 
スチル浅田延之助 
擬斗宮内昌平 
舞・謡曲指導小寺金七 
風俗考証甲斐荘楠音 

キャスト

出演京マチ子 若狭
水戸光子 阿浜
田中絹代 宮木
森雅之 源十郎
小沢栄 藤兵衛
青山杉作 老僧
羅門光三郎 丹羽方の部将
香川良介 村名主
上田吉二郎 衣服店の主人
南部彰三 神官
小柳圭子 遊女
大美輝子 遊女
毛利菊枝 右近
金剛麗子 遊女宿の老女
光岡龍三郎 自害する武将
天野一郎 梅津の船頭
尾上栄五郎 武将
伊達三郎 家臣
横山文彦 目代
玉置一恵 村の男
沢村市三郎 源市
村田宏二 貝足商人

解説

上田秋成の「雨月物語」九話のうち「蛇性の婬」「浅茅が宿」の二つを採って自由にアレンジした川口松太郎の小説(オール読物)を原型として、川口松太郎、依田義賢が共同脚色した。製作の永田雅一、企画の辻久一、共に「大仏開眼」のトップ・スタッフ。監督、撮影は「お遊さま」以来のコムビ溝口健二と宮川一夫である。早坂文雄、伊藤熹朔がそれぞれ音楽・美術面の総監督にあたり、風俗考証を甲斐荘楠音、舞及び謡曲の指導を観世流の小寺金七がする。キャストは「大仏開眼」の京マチ子、水戸光子、「煙突の見える場所」の田中絹代、「妖精は花の匂いがする」の森雅之などの他俳優座の小沢栄、青山杉作が出演する。

あらすじ

大正十一年春。--琵琶湖周辺に荒れくるう羽柴、柴田間の戦火をぬって、北近江の陶工源十郎はつくりためた焼物を捌きに旅に上った。従う眷族のうち妻宮木と子の源市は戦火を怖れて引返し、義弟の藤兵衛はその女房阿浜をすてて通りかかった羽柴勢にまぎれ入った。彼は侍分への出世を夢みていたのである。合戦間近の大溝城下で、源十郎はその陶器を数多注文した上臈風の美女にひかれる。彼女は朽木屋敷の若狭と名乗った。注文品を携えて屋敷を訪れた彼は、若狭と付添の老女から思いがけぬ饗応をうける。若狭のふと示す情熱。--もう彼はこの屋敷からのがれられなかった。一方、戦場のどさくさまぎれに兜首を拾った藤兵衛は、馬と家来持ちの侍に立身する。しかし街道の遊女宿で白首姿におちぶれた阿浜とめぐりあい、涙ながらに痛罵される。日夜の悦楽から暫時足をぬいて町に出た源十郎は、一人の老僧に面ての死相を指摘される。屋敷に戻った源十郎は若狭たちに別れを切り出す。怒りの中引き留めようとする若狭たちだが、彼に触れることが出来ない。源十郎の背中には呪符がかかれていたためであった。翌朝源十郎は廃墟の中で目覚める。若狭たちは織田信長に滅された朽木一族の死霊だったのである。--源十郎はとぼとぼと妻子のまつ郷里へ歩をかえした。戦禍に荒れはてた北近江の村。かたぶいた草屋根の下に、彼は久方ぶりでやせおとろえた宮木と向いあう。しかし一夜が明けて、彼女も幻と消えうせた。宮木は源十郎と訣別後、落ち武者の槍に刺され、すでにこの世を去っていたのである。--源十郎は爾後の半生、宮木を弔いつつ陶器つくりに精進した。その傍らには、立身の夢破れて帰村した義弟、藤兵衛と阿浜の姿もあった。

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